06時00分、起床。

 

07時00分、西川進一コーチの迎えで自宅出発。

 

駅に到着したら、我々の目の前の軽四から、親子3人が降りてくる。

 

「おい、馳、見てみぃまいや、父ちゃんな寂しそうにしとっろ」

 

「あ、ほんまや。娘さんはスーツケース転がして嬉しそうに都会の大学に向かうんやな。ママはいそいそと娘のカバンを持って一緒についてくがや。

父ちゃんな取り残されてポケットに手ぇ突っ込んでふてくされて見送っとるわ」

 

「あーあ、娘さんな父ちゃんの事振り向きもせんと、ママと喋りながら駅の方に行ってしもたわ。父ちゃんな寂しそうに3回も振り返って娘の事見送っとるがに」

 

‥‥というわけで、我々の目の前で繰り広げられた別れのドラマは、想像通り、娘はウキウキとママと一緒に金沢を出てゆき、父ちゃんは一人肩を落として軽四を運転してノロノロと去って行ったのでありました。

(でも、授業料を払うのは、お父さんなんだな〜)

 

新型コロナウィルスの影響で閑散とした早朝の金沢駅の一コマでありました。

 

駅の売店でお土産を買い込み、ホームに上がると、どっかで見たことのある青年に声をかけられる。

 

「あの〜、もしかして馳先生ですよね?」

 

「そうです、馳です。」

 

「北稜高校レスリング部出身の、上木と申します。藤波諒太郎先輩のいっこ下です。」

 

「お〜〜〜〜、思い出した。で、今からどこ行くの?」

 

「岡山の大学に帰るところです!」

 

「そっか、頑張れよ!」

 

と激励しながら記念撮影。

 

撮った写真を直ぐに藤波諒太郎にLINE

すると、

「上木です、獣医師目指してるんですよ」

と返信が。

 

世の中便利になったもんだな、LINEのおかげで。

 

07時48分、金沢駅発しらさぎ4号。

おにぎり食べたりカステラ食べたりしながら北國新聞とスポーツ報知熟読。

《本日は中京方面に学校視察》

18時13分、のぞみ404号品川駅到着。

 

山手線に乗り換えて、移動。

 

19時には、帰宅。