午前中、オウム真理教対策議連。
会長として、毎年恒例の現場立ち入り調査報告を政府側から聴取し、そして今年は新しい取り組みを一つ。
それは、
《サリン事件被害者のカルテ等資料保存の意義》
24年前の「地下鉄サリン事件」被害者カルテは散逸しはじめている。
あの日、都内の聖路加病院で起きた混乱と惨事と処置の情報は、カルテから読み取る事ができる。
それは、前代未聞の
《サリン攻撃》
に対処する詳細な経過措置リポート、という世界的な貴重な資料でもある。
カルテ自体は5年間保存義務があるそうだが、聖路加病院においては、後世の《万が一》に備えてカルテ等の一連の情報を基調資料として保存してきたとのこと。
しかし。
それは民間の一病院の意思や好意に甘えていて良いものではない。
「国家的な資料として保存し、活用すべきではないか」
と言うのが本日の意図。
法務省、国家公安委員会、警察庁、厚生労働省、最高裁判所など、関係各省庁のオウム関連の担当者に意見を聞いて、同時に聖路加病院の石村医師にこれまでの経緯をリポートをしていただき、今後の方針を決める。
来週までに三ツ林裕巳代議士を中心に《提言書》をまとめ、根本匠厚労大臣に面談を求めて直談判する事に決定。
厚労大臣、防衛大臣、国家公安委員長、法務大臣が担当大臣となろうかとは思う。
が、先ずは「サリン被害者対策」としての医学的資料保存の意義を、厚労大臣に訴える事とする。
お昼に、レスターホールディングス(株)の今野会長、原田社長、そして経産省の地域経済振興チームとミーティング。
テーマは、植物工場。
新産業創出の観点から、意見交換会。
午後、駒沢公園体育館へ。
2019明治乳業杯全日本選抜レスリング選手権大会。
スポンサーの明治乳業様に、大感謝。
今大会は、来年の東京五輪日本代表を決めるスタート大会。
注目は女子57キロ級の伊調馨対川井梨紗子。
五輪女王同士の熾烈な闘い。
また、女子50キロ級の須崎ゆい対入江ゆき対登坂えり。
世界チャンピオンと日本チャンピオンと五輪チャンピオンの三つ巴。
男子ではグレコローマンスタイル59キロ級の文田としろう対太田忍。
また、現役世界チャンピオンの乙黒選手のコンディションや、如何?
本日は、荒木大貴(3年生)と、但野航(OB.ニトリ)と、小林奏音(1年生)が3位決定戦進出。
来賓席で、久しぶりにお元気な姿の松浪健四郎日体大理事長と懇談。