04時30分、起床。


『第9条一項二項を残した上で、自衛隊を明文化する』

安倍総理のビデオメッセージが波紋を呼んでいる。

その年限は2020年まで。

まさしく、2020年オリパラ東京大会後の日本の姿を示す考え方。

ここまで明言するということは、それまでの総選挙(2018年12月がリミット)や参議院選挙(2019年7月)を視野に入れているということ。

マスコミは過剰に反応しているように見える。

これも、想定内。

過去70年間の改憲議論の総仕上げ。

と、なるかどうか。

われわれ国会議員が議論をリードして発議し(3分の2)、地方議員をも巻き込んで行き、最終的には国民投票(過半数)に持ち込まなければ実現しない。

あらためて憲法前文を何度も読み直し、考え直し、反芻する。


07時30分、妻をロケ集合場所に送り、そのまま専修大学レスリング部の練習へ。


08時55分~09時25分、全体ミーティング。

新しいルール確認講習。

場外際の技術回避攻防(片足出たら1ポイント・技術回避の場合は2ポイントとコーション)、技術回避は2度目から2ポイント、アクティビィタイムはランニングタイムなど、機微に触れる改正多し。

JOC杯で審判クリニックを受け、実際に審判として裁いた土佐塾高校の小田貴久先生もおり、状況判断を確認するために何度も改正ポイント確認をやり直し。

「審判の判断(見解)がポイントを左右するとなると、審判によって判断の差が出てくるのではないか?」

五輪が終わるたびにルール変更を繰り返してきた世界レスリング連盟(UWA)。

その背景には、観る人のわかりやすさや、選手にとっての公平性よりも、その他の要因が支配していたと、常に陰口が囁かれている。

つまり、「誰にとって有利か?!」という考え方。

リオ五輪後の今回のルール変更にも、そういうやり切れなさが感じられる。

そんなことをしゃべっていると、ソウル五輪金メダリストでもある佐藤満ヘッドコーチは、

「かつて八田一郎先生の教えがあっただろう!誰が見てもわかりやすい勝ち方をしろ、と。それだよそれ。われわれ指導者は、審判に左右されるようなポイントの取り方ではなく、圧倒的に勝つための技術と体力をつけさせることさ!」

と。

とはいうものの、審判を味方につけて勝つ、そんな組み手やがぶりや試合展開を教えなければとも、思う。


自宅に戻り、しばし休んだあとは、家中に掃除機をかけまくる。

ヴィオラとシンパルがいるので、あちこちに毛埃り。

およそ3時間かけて、大掃除!


午後7時から代々木で勉強懇親会。


終了後、歩いて帰宅。