04時30分、起床。

ニュースチェック。

「秋田魁新報」一面。

文部科学省の天下り問題は、歴代事務次官・審議官が認識しており、嶋貫和男氏(67〕主導のもと、省全体の組織的だったとの中間報告。

あっせんは2009年から始まり、2013年頃までに人事課が関与する体制が出来上がったとの事。

人事課OBが調整役となる脱法的なあっせん。

明確なる国家公務員法違反。

2月中旬に中間報告し、3月末に最終報告。

ということは、さらなる処分者が出るということ。

そして、何故そのようなことをしたのかの背景が解明されなければならない。

・退職前に事務次官を頂点として幹部が関与し、人事課が調整していた違法な天下り

・嶋貫和男氏が主導した脱法的な天下り

・再就職等監視委員会の調査に対する隠蔽工作。

この三つの問題は、法律の趣旨を歪める極めて悪質な事態。

なんでまた、そんなことを?

退職者の再就職が禁止されているわけではない。

公平中立なはずの国家公務員としての歪んだ権限行使が問われている問題。

残念でならない。

再発防止に向けて、やはり、さらなる実態解明が必要。


05時30分、出かける準備をしていたら、携帯電話に茂木先生の着信。

「おはようございます、昨夜もありがとうございました。もしかして‥‥」

「下におります。馳先生、何時に出ますか?」

凄い。

ここまで配慮してくださる大先輩の御恩に、ただただ、感服。

直ぐにエレベーターでロビーに降りると、笑顔でお土産の日本酒をぶら下げて待っていてくださった。

先生、何時に起きたんですか。

本当に、心のこもったおもてなしをいただき、ありがとうございます。

昨日、横山先生に、

「なして茂木先生に連絡したんすか~。申し訳ないじゃないっすかー」

と言ったら、

「いやいやいや、馳先生が視察に来てただなんて後で知れたらそれこそどやされますから」

と言ってたけど、まさしく。

こうして、全身全霊で教え子たちのために心を配るこの情熱は、現場を引退した今でも変わらぬ教育方針。

私も見習わねばならない。

茂木先生に秋田駅の新幹線改札口までお見送りしていただき、お土産に日本酒もいただき、あらためてお礼を申し上げて、視察終了。


06時08分、秋田駅始発のこまち6号乗車。

吹雪の秋田県内を抜けて、盛岡から仙台へと南下。


09時47分、東京駅到着。

天野秘書の迎えで、議員会館へ直行。


10時00分、面談①

竹内佐和子さん。


10時30分、面談②

JTB倉田さん。

大学スポーツ振興について。


11時00分、面談③

駐スロバキア大使の新美さん。

帰国ご挨拶。


11時30分、面談④

LGBT問題に詳しい永野弁護士。


12時00分、面談⑤

駐ギリシャ大使の西林さん。

帰国ご挨拶。


12時15分、面談⑥

上野通子参議院議員。

2020オリパラ文化プログラム議連について。


12時30分、面談⑦

スポーツ庁の今泉課長と法制局

議員立法の打ち合わせ。


13時00分、面談⑧

財務省主計局の、藤井次長、奥主計官。

恒久的な教育財源確保について


14時00分、衆①1201号室。

民進党の平野博文代議士。

幼児教育振興法(与党提出議員立法)について意見交換。


16時00分、党702

スポーツ立国調査会・地域スポーツ振興小委員会



17時30分~19時30分、(株)リタリコ視察。

特別支援教育のノウハウ開発と現場への提供。

リタリコの教育事業とは、児童生徒の関心や興味を適切に把握し、伸張させる手法開発。

この教育事業を拝見して、

「特別支援教育よりも、個別支援教育と表現したほうが適切ではないか?」

とすら、思う。

時代はオーダーメイドエディケーション。

なるほど。

20時00分、帰宅し、晩ご飯。

湯葉鍋。