03時18分、起床。
ネットニュースチェック。
ん?
突然だが、無性に橋本真也とオーエン・ハートと安達さん(ミスター・ヒト)に逢いたくなった。
天国から俺のこと呼んでるのかな?
カルガリー時代の盟友。
ライバル。
恩師。
1986-1987の貴重な2年間を共に過ごしたカルガリー青春時代。
もう30年も前なんだ。
なんか、昔の仲間に応援されてるようで、元気ヤル気が出てきた。
・ 北國新聞朝刊に、工芸館移転に関する社説あり。
「移転先のスペースが足りないので全面移転ではない」
と、シンポジウムでの国立美術館側の発言があったとされる。
ん?
それ、ニュアンスが違うぞ?
これは、キチンと工芸館金沢移転に関する経緯を押さえておかねばならないね。
①安倍政権の地方創生の政策。企業に本社の地方移転を促している手前、政府自らが中央政府機関の地方移転をするという方針。
②その呼びかけに地方側から要望を頂いたところ、工芸王国である石川県から提案されたのが、東京国立近代美術館・工芸館の金沢移転。
③文化庁も石川県の申し出を真摯に検討。全面移転するには、今現在の東京にある施設の2000平米の倍の広さがないと、全ての収蔵品は収容できない。現状は収蔵品が増えすぎていて、足の踏み場もないほど廊下にも積み上げてある恥ずかしい状況。
④ところが、文化庁が要請する現状の倍の広さの施設を石川県で準備するには56億円ほどの移転費用がかかり、それはさすがに石川県では負担しきれないとなって暗礁に乗り上げた。
⑤そこで馳大臣が間に入り、現状の2000平米の広さの分を石川県で準備し、どうしても広さの関係で移せない収蔵品は東京の収蔵庫に残し、活用することも考える、と仕切った。
⑥文化庁と石川県の交渉の途中で、金沢市や地元経済界にも「応分の費用負担と受け入れ協力態勢提供」を求めることが馳大臣から提案され、山野金沢市長や地元経済界は快く引き受けた。文化庁も快く承諾。
⑦金沢市や地元経済界としても、文化庁と石川県との移転協議の中に入り、どのような応分の負担と受け入れ態勢への協力ができるかを、共に考える立場となった。
⑧このような経緯で閣議決定した石川県への工芸館の全面移転は、収蔵品の一部を現工芸館の収蔵庫に残しておくという不確定要素こそあれ、2020年の東京五輪開催前を目途にして、開館する方針を決定。(諸般の事情で遅れる事はあるかもしれないが)
⑨工芸館の運営主体は国が責任を待つが、石川県、金沢市、そして石川県の経済界も出来る限りの協力をする。
⑩早速石川県は、移転先を兼六園周辺文化ゾーンの、石川県立美術館と、石川県立歴史博物館の間のスペースとして確保し、歴史的な建造物である「偕行社」と「陸軍第9師団司令本部」を移転して合築すると決定した。
そして、基本設計を踏まえて実施設計に入っているという段階。
間違いなく、政府方針として全面移転であり、金沢に移転した工芸館が本館である事は疑いようがない。
本館機能とは、収蔵作品の決定も、企画運営も、組織も全て移転するということ。
収蔵しきれない一部作品とその管理のための臨時職員の一人か二人は、東京の現地に置いておくというだけのこと。
万が一、今後の移転交渉で、石川県や金沢市や経済界の合意が得られて、収蔵庫のスペースが全部確保されれば、間違いなく全面移転となるという事。
ところが。
社説によると、工芸課長のコメントとしては、
「東京と金沢とそれぞれで活動する」
「所蔵作品は東京と金沢を行き来させる」
とある。
驚きだ。
2020年を目途に全面的な移転のはず。
何度もいうが、収蔵庫が足りないので、一部は東京に残さざるをえないだけのこと。
そのように私と石破大臣で仕切ったはずだ。
そんな中で、工芸課長が発言する内容は、明らかに政府方針のノリを越えている。
「移転構想がまだ策定されていない」
と国立近代美術館側のコメントも紹介されている。
これは文化庁側の怠慢。
地方移転は政府の方針であり閣議決定したこと。
当然、運営主体も収蔵内容も職員も、本館は金沢。
その事を前提に文化庁が移転構想を策定すれば良いだけの事。
それを覆すような発言が工芸課長から出てくるとは驚きだ。
大臣が変われば方針は後退するのか?
閣議決定の方針が変節するのであれば、それはなぜなのか?
国立近代美術館側の考えや、工芸課長の発言の真意を、松野大臣や中岡文化庁次長に確認する必要がある。
後退か、前進か。
全面移転か、一部移転か。
政府機関の地方移転は羊頭狗肉の策なのか?
文化庁の京都移転も同様。
京都への移転までのプロセスを、組織改編法改正(新たな政策機能の実施体制や、東京に残す事務体制の切り分け)、移転先確定、職員宿舎、東京に残す規模と内容、残された文化庁スペースの跡活用、などなどについて、今後のプロセスをしっかりと確認しておかなければならない。
通常国会の質問のネタが増えた。
05時28分、荒木秘書の迎えで自宅スタート。
05時46分、大野町の金澤みなと倫理法人会。
案内板に、「ここから100歩」とあったので、ならばと数えてみたら、本当にぴったり100歩だった
*\(^o^)/*
06時00分、モーニングセミナー。
本日の講師は西川晃次さん。
いつもあたたかいご指導をありがとうございます。
しかしその、あたたかい笑顔のもとに隠されていたご家族に関わる大変なお話をうかがって、どうして西川さんはこんなに温和なのか、理解できた次第。
まさしく倫理とは、寛容の心。
07時00分、終了後、金沢駅へ。
駅構内のセブンイレブンで百円ホットコーヒーゲット。
07時48分、金沢駅発かがやき504号乗車。
セブンコーヒー飲みながら、新聞チェック。
10時20分、東京駅到着。
10時48分、東京事務所に入り、執務。
書類やスケジュール調整や年賀状がたんまり。
一つずつ、丁寧に対処。
読み込んだり、返信を書いたり、電話をしたり。
その間も、NHKの木村記者、内閣府の茂里さん、スポーツ庁の皆さん、常盤高等教育局長、高橋スポーツ長次長、二の湯参議院議員などが新年のご挨拶やミーティングにお見えになり、歓談。
18時30分~オリパラギャルズ会。
まりこさん、水野さん、滝川さん、ゆうこさん、涼子さん、みかこさん、すずこさん、竹田会長、石井さん、馳。
竹田会長の登場で大いに盛り上がりました。
東京五輪招致チームの同窓会。
あのブエノスアイレスの感動から、もう3年も経ちました。
あのプレゼンの感動を忘れずに、仲良く2020の準備をしていきましょう。
21時40分、お開き。
久しぶりの帰宅。