04時25分、起床。


大阪駅周辺を散策1時間。

かつて新日本プロレスに所属していた頃、大阪の定宿だった新阪急ホテルは、昔のまんまだった。

しかし。

その周辺たるや隔世の感。


ホテルに戻って朝の支度をし、午前8時半過ぎにはチェックアウト。


淀屋橋駅から御堂筋線に乗り、新金岡駅へ。

佐藤満コーチとともに歩いて金岡公園体育館へ。


スポーツ審議会のメンバーである佐藤先生と、次期スポーツ基本計画について語り合いながら、歩く。

我が国のグラスルーツのスポーツ振興には欠かせない地域の社会体育施設の整備のあり方について、障碍者スポーツへの貢献の視点をお願いする。

また、この金岡運動公園にしても、「観客が見ると」いう観点での施設ではなく、「するスポーツ」の視点しかない。

これでは多くの市民が運動公園に集い、交流の場とするには不十分。

スライド式の観客席があったり、カフェがあったり、商業施設があってしかるべき。

そんな意見交換をしながら、目的の体育館へ。


全日本学生レスリング連盟の役員の皆さまにご挨拶してから専修大学の観客席に陣取り、大きな声を張り上げて応援!


しかし。

何が嬉しいと言って、教え子の活躍ほどこんなに嬉しいことはない!

高校生のスカウトをもう15年ほどしているが、自分の目で見て確かめた選手が、大学に来て花開いてくれるのを見て、本当に教育者の仕事を続けていて良かったと実感する。

今日のインカレ最終日。

フリースタイル61㌔級。

高校時代はチャンピオンどころか、全国大会のベスト8が精一杯だった但野渉選手が見事準優勝。

素晴らしい!!


また、同様に、特待ではない選手で青木、父母、吉井の3名も二日目のベスト16まで残ったわけで、真面目にコツコツと努力した成果。

本当に素晴らしいし、応援していて気合が入った。

この後、学生は地元に戻り、しばしの夏休み休養に入るわけだが、ぜひ、コンディショニングを整えて、秋のシーズンでさらに活躍してほしい。

試合に出られない怪我人も、早くリハビリをして戦線に戻ってきてほしい。


チームとしてのまとまりのおかげでもあり、スタッフの皆さんにも大感謝。

ありがとうございます。


入賞結果は、但野渉の二位と吉澤拳人の三位だけだったが、全体的に見てよく戦った。

「毎日の努力の積み重ねの人間力なくして実力なし」

「基本技術を極める」

「戦術を理解する」

の佐藤満ヘッドコーチの指導理念を信じ、さらに精進してほしい。

いや~、本当に気持ちの良い結果だった。

もちろん、大半が悔しい敗戦ばかりなのだが、今年のチームには前向きな闘争心と素直さがあり、さらなる伸びしろを感じさせる。

国体、全国グレコ選手権、全日本大学選手権、新人戦、そして全日本選手権。

五つの大きな大会が控えている。

我々指導陣も、東京五輪に代表を出場させるべく、気を引き締めてコーチングに当たりたい。


全試合後、会場内で解散のミーティング。

保護者会の皆さんにも御礼。

そのあとは、石川県富山県方面に帰る選手と一緒に、新金岡駅~梅田駅経由で大阪駅へ。


15時42分、大阪駅発のサンダーバード93号に乗車し、北陸本線で金沢へ。

18時29分、金沢駅到着。


いったん自宅に戻ってシャワー。


スッキリして着替え、20時00分~21時45分、懇親勉強会へ。


22時10分、帰宅後、掃除と片付け。


22時51分、バタンキュー(死語)