03時58分起床。

ニュースチェック。

07時00分、松坂秘書の迎えでナショナルトレーニングセンターへ。

本日は体育の日。

ナショナルトレーニングセンターを舞台にイベント。

鈴木大地スポーツ庁長官、大東JSC理事長、竹田JOC会長、福田NTC理事長はじめ、日本のスポーツ界を代表するメンバーが揃い、誰もがスポーツを通じて豊かな生活を営むことができるようにと念じてのイベント。

開会前にナショナルトレーニングセンターを一通り視察した後は、センター長の部屋でしばし懇談も。

チームワークよろしく、2020オリパラ東京大会の成功や、スポーツ振興に取り組んでいきたい。

帰り際、10月からクロスアポイントメント制度で研究者としてJSCにも籍を置く久木留毅専修大学教授にもご挨拶。

10時過ぎにはNTCを出て、大宮駅へ。

ここからは北陸新幹線。

新幹線の中で朝日新聞の

「折々のことば(鷲田清一 選)」

を読んで、

「やられた、そうきたか!」

と!一人快哉を叫んだ。

本日は体育の日。

さて、朝日新聞はどう出てくるかと期待したら、期待をはるかに上回り、選者のお孫さんの一言。

「おかわりぃ!」



と、きたもんだ。

解説が振るっている。

‥‥好きなものはかならずおかわりするうちの孫。家族が彼女をミュージカルに連れて行ったとき、最後の舞台挨拶のところで泣きそうな顔してこう叫んだ。‥‥そのままで幼児をも震わせてこそアートなのだろう。‥‥

と。

鷲田さんは、芸術に対する感動を「人類史的な営み」と喝破した。

「アンコール」でもなく「ブラボー」でもなく「ファビュラス」でもない。

もちろん、「日本一ぃ~!」

でもない(^ ^)


彼女にとっては素直に、

「おかわりぃ!」

なのである。

さすがだ!

小さなからだ全体で言葉を絞り出している、その真実味までが伝わってくる。

生身のことばの持つ深みを的確一語で表現してくれているようだ。

やられた。

この感性は大人には誰にも真似はできまい。もちろん、この私にも。

参った(^ ^)

ちなみに、そろそろ体育の日は、スポーツの日、としてはいかがだろうか?

スポーツ基本法の成立に遠藤オリパラ大臣と精力を傾けていた頃からの願いでもある。

基本法も成立し、2020オリパラ東京大会も招致(開催)決定し、スポーツ庁も設置されたこのタイミングだし。

‥‥これは祝日法の改正か。

となると、国民の祝日としてどう考えるか、だろう。

10月10日に固定されているならば、昭和39年10月10日東京五輪開会式という記念すべき祝日の意義もあるのだが。

現在では、10月の第二月曜日。

であるならば、むしろスポーツの持つ包括的な意義を実感し、実践し、かつての東京五輪を振り返る日(オリンピックムーブメント)という意味で、名称変更しても良いのでは。

そう考えながら、金沢駅に、到着。

本日は自民党金沢支部主催の政経セミナー。

二階俊博総務会長と丸川珠代環境大臣をお迎えし、国政の要諦についてご講演を賜り、懇親会も。

不肖馳浩も、大臣としてご紹介をいただき、ご挨拶させていただく。

身に余る光栄。

ありがとうございます。

終了後は、二階さんと丸川さんをお見送りし、金沢事務所へ。

11月9日に出版する本の校正。

自宅に寄って片付けをして、小松空港へ。

17時55分のJAL機にて、上京。

晩ご飯はカレーライス。