国体二日目。

フリースタイル決勝まで。

我が教え子は、65キロ級の原田が二位。

61キロ級の但野が三位。

OBの荒木田と鈴木が優勝。

また、来年の進学が決まっている高校生では、中村と松雪が二位。

軽中量級は検討していたが、重量級の現役は覇気がなかった。

さらに工夫して、勝ち抜くトレーニングが必要。

今夜はスーパームーン。

那智勝浦町の夜空にも、千切雲に見え隠れしながら、鮮やかな超月。

専修大学レスリング部OB会を終えて、島田先輩、斎藤先輩、そして一つ後輩の一色と揃って歩きながら、夜空を見上げる。

学生時代は30年前。

よく考えたら、この四人は同じ時代に四年間も同じ場所で寝食をともにした同士。

道場でもともに血の汗を流した同志。

月日を経て、酒を酌み交わし、ともに同じ月を眺めている事に、感慨深い。

卒業後は、四人とも教育の道を歩みながら、いまだにレスリングに関わり続けているのも、不思議なご縁。

自分たちが歩いた道のりを、これからの後輩に繋げていくためにも、できる限りのサポートをしていかなければと、月を見上げてそう思う。

「かつうら御苑」の部屋に戻りニュースを見ると、2020東京五輪の追加競技についての報告あり。

・野球、ソフトボール

・空手

・サーフィン

・ローラースケート

・スポーツクライミング

日本の人気種目、伝統競技、若者へアピール出来る人気種目。

だいたいこういう選考方針だったのだと理解できる内容。

メダル強化はもとより、この追加種目により、よりいっそうスポーツへの関心を深め、プレイヤーを増やし、国際交流が豊かになることを目指していきたい。