シルバーウィークの始まりに、金沢市内の中心街をまち歩き。

根が田舎者?なのだろうか、観光客で溢れかえる街並みは、いつもの金沢とは違う?印象を受ける。

店も、人も、「よそいき」の強張りを見せている。

精いっぱいのおもてなしをしてはいるのだが、あの金沢らしい普段着のすがたが、強張りを見せている。

人見知りの性格なのかもしれないし、この混雑ぶりに慣れていないのかもしれないし。

見栄っ張りな金沢人からすれば、普段以上の背伸びをしているのかもしれない。

できれば。

普段着の金沢を取り戻したいような。

あ、これが金沢なんやね。

そう思ってもらいたいような。

ビジネスホテルの一泊が、2万円を超えている。

平日なら5000円。

これもまた、金沢らしくないのかも。

需要と供給の経済原理からすれば当然の値段設定も、観光から見れば「強気」に映ってしまう。

ホテルをはじめ宿泊施設が足りない。

金沢市内には8000~9000とも言われるホテルや旅館の宿泊施設があるものの、さらに受け皿を増やす必要があり、とすれば、民泊に期待したい。

素泊まりで3000円前後、晩ご飯は近所のとらやとかかどちょうの大衆食堂で、十分のはず。

泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星の三文豪が、愛した金沢を。

鈴木大拙が、思索にふけった金沢をこそ、等身大の金沢を見て欲しい、そんな気持ちになる街歩きだった。

早朝5時、朝起き会は白山支部。

今は亡き岡山さんを偲びながら、演壇に立たせていただき、今週の一句も披露。

森喜朗 オリンピックの 五里霧中

最終日 市会議員と 秋の酒

セクハラと ピンクの鉢巻き 叫び声

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手と足と 合わせて四本 それ資本

午前中、日本レスリング協会のグレコ代表チーム緊急ミーティング。

世界選手権大会惨敗の敗因分析。

ビデオ分析して、現状認識。

その上で、今後の強化対策。

リオ五輪に向け、全ての選手にチャンスが生まれた。

リオ五輪代表となるために、そして世界で勝ち抜くために必要な体力、技術力、気力。

西口強化委員長はじめ強化スタッフ全員に、期待したい。

午後は、私立高校視察訪問。

高校長は、私の大学の中田ゼミの大先輩。

私学の現状と課題をうかがう。

夜は、専修大学レスリング部体育寮にて、学生ミーティング。

①目標設定

②日々の課題クリアと生活態度の改善

③卒業後の進路

④自分に言い訳しないこと

⑤社会人として自立するための準備期間という自覚

などなど。午後9時から10時半まで。

さ、明日からまた、努力。