午後、本会議の合間を縫って日体大へ。

現在理事を務めさせていただいており、松浪健四郎理事長を表敬訪問。

意見交換。

先般、ピョンヤンに学生代表を連れて交流試合に行ってこられた松浪理事長。

「学生がよ、北京に帰ってきたときにホッとしてんだよな。それではじめて自由と民主主義のありがたさを実感するんだよ。」

「北朝鮮の学生諸君は、手を抜かないんだよなー、親善試合なのに。だから、スポーツは良いんだよな!」

「最初は学生もビビってるけど、帰る頃には目の色が違ってるよ。何かを感じてるんだよな。これが外交だよ。」

「今度は日本に平壌体育大学の学生を呼んで、日本で交流試合をしたいんだよな。外務省と公安と今話してんだよ!こんなこと、政治家には絶対できないからな。俺は一切政治の話はしないから。」

「馳、スポーツはフェアプレーを学ぶ大切な機会なんだよ。道徳の授業よりもはるかに意味があるぞ。」

「生涯スポーツ、健康スポーツの、基礎を作るのが学校体育だ!なんで大学の体育実技授業を選択にしたんだ。おかしい。元の必修に戻すべきだ!」

「新国立競技場は、森先生の言ってることが正しい。東京にはスカイツリー以外モニュメントがないじゃないか。あのザハの案は世界一だぞ。2500とか3000とか建設費は国費だからこそ出せるんじゃないか。東京都だって、「ナショナルトーキョースタジアム」というネーミングライツで500億くらい出さなきゃ。世界中の人がこぞって訪れるようなランドマーク施設になるはずだったのに、誰もそんな価値観を共有できなかったな!もったいない。」

「スポーツ庁の役割は、生涯スポーツの推進だ。児童スポーツから高齢者の健康管理まで、福祉政策と並行して、スポーツの機会を確保していくべきだ。」

「審判とか、大会運営とか、観客とか、スポーツを支えるという概念こそ、スポーツ庁の使命だ。そして、JICAの活動を通じての途上国支援も!」

と、独特の松浪節で語る理事長。

いつもご指導ありがとうございます。

深沢キャンパス玄関前には、獅子吼の像。

来るものを皆歓迎するという理事長の意思の表れ。

夕方から夜にかけて、本会議。

不信任決議案の処理(否決)と、延会手続き。

不測の事態に備え、いつでも60日ルールを適用できるようにと。