8時、女性の権利保護PT。

議題は、

「性的虐待に関する時効制度の改正及び被害者救済制度の整備について」

寺町東子弁護士と原告からのヒアリング。

① 性的虐待被害者支援のために、公訴時効と民法第724条の20年間の除斥期間の起算点を、20歳からにする

② 性暴力被害者の救済のためのワンストップセンターを全都道府県に整備し、児童相談所と連携すること

この2ポイントが要望。

意見交換の中で、若狭弁護士より、

「そもそも強姦罪は性の自己決定権・性の自由の侵害罪という趣旨であり、強盗罪よりも刑が軽い。おかしい。人間の尊厳を侵害する大きな概念の罪ではないか。根本的に性暴力犯罪について議論すべき!」

と提案もあり。

本日の議論を踏まえ、関係各省庁(内閣府、警察庁、厚生労働省、法務省、文部科学省)に、対応策と課題を挙げてもらい、次回は法制局も入れて議論することとする。

性的虐待は、児童虐待の中でももっとも親子再統合が難しい案件。

「なかったことにしてくれ」

「おまえさえだまっていれば」

「親族の恥」

などとして、被害者が二重の被害を受ける事案。

魂の殺人でもある。

カミングアウトしても、関係各所をたらいまわしされ、同じことを何度も告白させられさらに傷つく事案。

幼児や少女(少年)時代の被害は、生涯の精神的負担。

成年時の性暴力事件と比べても、はるかに重い量刑が必要でもあろう。

今後、このPTにおいて、真正面から取り扱うことを確認。

時効制度に踏み込むと時間がかかりすぎるので、児童虐待防止法の一部改正で、なんとかできないかとの方向もあるが。

女性活躍推進の時代だからこそ、避けては通れない事案。

9時、文部科学委員会。

文部科学省設置法改正案=スポーツ庁設置法。

3時間の審議、採決。

可決。

ひと山越えた。

10月1日スポーツ庁設置に向けて、大きな前進。

民主党の菊田真紀子代議士が、質疑の中で、素晴らしい組織論を提起されていた。

「各省庁から人を集めても、政策遂行のために、スポーツ庁に、どこまでの権限と予算を与えるかがポイントだ!」

と。

そう。

人を集めて機関を整えた後の、他省庁との政策連携・実行が重要。

スポーツ基本計画を前進させるためにも。

12時10分、党702号室。

クールJAPAN戦略推進特命委員会。

12時半、APAアップルタウン「永田町通信第178回」の原稿執筆。

「なかったことには、させない」

と題し、性的虐待被害者救済問題について執筆。

12時45分、国対控室にて「まれ」視聴。

とおるよ、どこへ行く?

午後1時、本会議。

上がり法案採決と、防衛省設置法改正案、趣旨説明質疑。

2時、毎日新聞 三木記者取材。

フリースクールについて。

2時20分、内閣府 国立研究開発法人特措法 レク。

2時半、共同通信 菊浦さん取材

スポーツ庁設置について。

長官人事しだい。

3時、鈴木望前代議士と面談。

3時半、教育再生実行本部 三部会合同インナー会議。

5時~6時、国会健康センター。

7時、横浜のロイヤルホストの谷津坂店。

政治経済事情視察。

8時半終了、ガソリンを満タンにして帰宅。