春うらら。

桜の開花。

今夜は、目黒川沿いでも歩いてみようかな。

8時、党本部706号室。

IT戦略特命委員会。

マイクロソフト社より、サイバー犯罪防止のための取り組みについてプレゼンあり。

「今や銀行強盗は、拳銃で人質型ではなく、サイバー犯罪!」

と言われて、ドキッとする。

ネット空間を暗躍して行われる情報犯罪とは何ぞや?

・・・・公的機関ホームページへの侵入破壊、個人情報盗用・悪用、違法決済。

などなど、その犯罪概要は多岐にわたる。

そこで。

サイバー犯罪検挙・排除のために特化した法整備も必要では、ということ。

情報通信社会の宿命でもある。


9時、衆議院 文部科学委員会。

ようやく店開き。

(大臣の政治とカネ問題で、野党が過剰に反応していたため)

下村大臣の所信表明の後、副大臣ご挨拶。

そして、予算概要説明。

この委員会は、諸般の事情で一周ほど開催が遅れており、本日は、与党のみ所信質疑。


委員会前、下村大臣と、LGBT(性的マイノリティ)問題について、下打ち合わせ。

文部科学省の児童生徒課でまとめた文書を、現場に通知するという案件。

「その文書は私も見せていただきました。素晴らしいです。私も賛同します。現場の担当者に通知するということは大変重要です。が、あまり大々的にやらないほうがいいですよ。逆宣伝となりますから。」

と、一言申し上げる。


大臣も、私と同様に、性的マイノリティに関する「いじめ」「不登校」「自殺」等の人権問題については心配しており、学校現場では丁寧に対応すべきとの認識。

一歩前進。

今後、相談体制の整備、専門的な人材育成、個別指導方針作成、成人後も含めた長期的視野など、きめ細かく対応し続けるべき。


公明党の浮島智子さんが、「チーム学校」への転換について、素晴らしい質問をされていた。

・ なんでもかんでも学校の教職員が抱え込まないように!

・ 学校を閉鎖的な空間としないように!

・ 関係機関との連携を促し、子どもたちをより専門的な見地から守り、育成することができるように!

これがテーマ。

そのうえで、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、放課後児童クラブ、学校支援地域本部、個別学習&生活支援ボランティア、児童相談所、図書館、公民館、消防や警察、地域の企業や商店街など、子どもたちの生命や安全を守り、そのうえで、健やかな育ちを支援するためのスタッフの存在を認めようというもの。

それぞれの学校は、地域のコミュニティの拠点という考え方。

だから、学校運営や管理に、地域の専門的な人材やボランティアも関わろうという趣旨。

「チーム学校」の発想を文化にして行くべきだ。

そして、全国にコミュニティスクールを飛躍的に普及していき、地域一体での教育推進体制を作り上げるべきだろう。

そのために必要な法整備や、専門的人材や、財源確保も重要。

12時50分、穴見陽一代議士来訪。

自転車活用推進議連の議員立法について説明あり。

大賛成!

午後1時、過労死家族会の寺西さん、久しぶりに来訪。

裁量労働制についての懸念をうかがう。

「過労死防止法に規定された運営協議会でも議論してください。私は裁量労働制には賛成ですが、ご懸念についての丁寧な議論は必要ですから!」

と申し上げる。

1時半、国立国会図書館の柳沢さん来訪。

各国の、「離婚後の面会交流や養育費の支払いに関する法制度」について、説明していただく。

この文書作成を、何とか義務化できないものか?

ただし、共同親権が前提であることを考えると、まだまだ我が国では無理か?

いや、そうではなかろう。

離婚は当事者同士だが、未成年の子どもの最善の利益を考慮するための、クールダウンの時期が必要なのではないか?

2時、LGBT問題について、某団体のなじみのYさん来訪。

渋谷区の条例案について、反対論をひとくさり。

拝聴する。

憲法第24条(婚姻は男女間)と、憲法第94条(憲法~法律~条例)違反ではないか、と。

ふむ。

午後3時、文化庁の有松次長訪問。

岡田直樹参議院議員と同行。

石川県の谷本知事から要望いただいていた案件を提言。

「埋蔵文化財調査の期間短縮に向けて、民間調査組織を導入するにあたり、平成20年の文化庁次長通知がネックになっている。何とかしてもらえないか?」

とのこと。

さっそく、有松次長に直談判。

工期短縮に向けて避けては通れないハードル。

石川県は、平成28年度に、埋蔵文化財調査に大量の要員が必要だが、現状の通知のままでは、民間調査組織を導入しずらい。

県外からの人材確保や民間組織の活用に向けて、ここは、他県の実績も踏まえて、可能な限り民間調査組織を導入してもらわねばならないところ。

さぁ、有松さん、お願いいたします。

お答えはあっさり。

「民間調査組織を受け入れてもいいんですよ。ただ、安定的な体制の下で、という趣旨ですから!」

と。

午後3時半、党本部701号室。

家族のきずなを守る特命委員会。

渋谷区の条例について、意見交換。

持論を申し上げる。

午後4時半から5時、専修大学の久木留教授来訪。

スポーツ庁設置や、競技力強化体制について、ご指導をいただく。

公的資金を使う業務。

これからは、スポーツ庁と、そしてJSCの役割はさらに大きくなる。

人事と予算をグリップし、コンプライアンス遵守で、きちんと組織を回していかなければ。

民主的な組織ガバナンスが効くかどうか。

その人材がいるかどうか。

6時過ぎ、帰宅。

突風ゆえ、寒くて歩くのもおっくう

というわけで、花見は断念。

近所のお寿司屋さんで、好物のかんぴょう巻きと、イカげそに、しめ鯖。