おりんさんを学校に送り、国会へ。

8時過ぎには党本部に入り、ここ数日でいただいている資料の、お勉強。

① 金融機関と自治体連携システムモデル。

マイナンバー制度導入にあたっての新システム。

公的個人認証サービスを活用し、金融機関で「公的証明書交付」「電子申請手続き」が可能となるように、と。

確かに、銀行窓口で「住民票」とか「印鑑(登録)証明書」とか、「住民税納税証明書」などなど、公的証明文書を求められることが多い。

金融機関で、公的個人認証ができ、その場で証明書が発行されれば、二度手間はなくなる。

ペーパーレスにもなるし、手続きも収納業務も簡素化する。

金融機関にとっても、自治体にとっても、何よりも利用者にとっての利便性が検討されている。

すでに横浜市や千葉市が導入されているとか。

マイナンバー制度も、セキュリティ次第なのだが、画期的ではなかろうか。

② 自民党モータースポーツ議連の取り組み

趣旨は、我が国に、モータースポーツへの理解を深め、振興を図るということ。

国も自治体も事業者も協力して、振興を図るための法律を作ること。

これが目的。

古屋圭司代議士が音頭をとり、三原順子参議院議員や、中山泰秀代議士が主要メンバー。

この御三方は、いずれもレーサーでもある。

そもそも、モータースポーツの技術開発は、自動車の新しい技術開発と密接不可分。

自動車産業大国である我が国も、もっと国民の理解を深め、環境や高齢者にやさしい、そして安全な技術開発と実用化が急務。

また、モータースポーツを振興し、青少年に希望を与えようとの意図。

公道レースを開催しやすくし、国民の理解を得たいとの意図もある。

その資料を古屋代議士からいただき、お勉強。

③ 「2020オリパラ大会に向けて、アスリートや観客にやさしい道づくり検討会」の資料チェック。

真夏のオリパラ大会。

もちろん、高音多湿という気象条件は織り込み済み。

そこで、衣料素材や路面材料や塗料などの技術開発によって、

「これを着てれば快適。発汗作用を抑え、汗を素早く吸収して乾かす。競技力向上につながる!」

とか、

「この路面材の道路でマラソンしたら、(水分を素早く吸収して発散し、路面が涼しく)、体温調整でき、熱射病対策できる」

などなど、アスリートファーストの考え方で、夏の暑さ対策をどうすべきか、というコンセプトの、国土交通省道路局を軸とした資料。

組織委員会や政府の推進室があれこれと取り組んでいる事業の一つ。

なるほど。

日進月歩の技術開発だ。

建築資材や部材、そして路面材や道路安全施設・設備など、まだまだ酷暑対策の研究開発の余地はある。

せっかくの東京五輪。

万博の役割も果たせる。

日本が独自に研究開発した商品が、テレビで海外に紹介され、世界標準にどんどん実用化されてほしい。

五輪誘致があらゆる業界の起爆剤になっていることを実感する。

ほんとに、五輪招致が決定して良かった。

目標を持ち、努力し、成果を上げるということと、一致団結するということ。

その成果が少しずつ現れてきている。

芽が出てきたように、感ずる。

④ 民主党政権でつぶされた「国立メディア芸術総合センター」の事業概要資料精査

いま、マンガアニメゲーム振興議連で、民主党政権でつぶされたナショナルセンターの基盤整備に向けて、準備中。

リベンジ。

まずは、前回の検討過程と、事業概要の確認資料を精査。

民主党は政治的に闇に葬っただけであり、この基盤整備の重要性については、すでに平成21年7月の設立準備委員会で公表されている。

コンセプトもさらにバージョンアップさせる必要があるが、一度ダメ出しを食らった事業の復活は、さて、厄介な面もある。

設置場所も、建設資金も、ランニングコストも、事業概要も。

そのすべてに配慮せねば。

クールjapan戦略の目玉として、なんとしてもリベンジを果たしたい。

政策目的は4つ。

1) 持続可能な政策環境整備の促進

2) ナショナルアーカイブの実現

3) 海外展開促進によるパイの拡大

4) 海賊版対策の強化

この国会で何とか前進させたい。

正午、ちんたい議連総会。

901号室。

政策課題は、

① みなし仮設住宅・・・民間賃貸住宅を借り上げて被災者に提供し活用

② 消費税非課税堅持

③ 家賃取立て規制法を廃案とし、適切なシステム構築

④ 家賃滞納者への明け渡し請求のルール化

⑤ 住宅扶助の代理納付制度の活用

⑥ 低所得・低資産高齢者の民間賃貸住宅への受け入れ

⑦ 修繕費助成金制度の延長

⑧ 大規模修繕費の積立金について

⑨ 空き家対策

などなど、民間賃貸住宅ストック活用促進策目白押し。

地方自治体との連携も必要な案件ばかり。

この中には、高齢者のおひとりさま対策などもある。

ちんたい協会が作成したパンフレットもわかりやすい。

午後1時過ぎ、牧野さん来訪。

モータースポーツ振興についての資料確認。

午後3時55分、農協改革PT、701号室。

全中の監査制度、指導権限の法的取り扱いについて、これまでの議論を整理して意見交換。

4時半、広報本部長室にて、統一地方選挙ポスターとキャッチフレーズ打ち合わせ。

「日本を取り戻す」

「景気回復 この道しかない」

そして、アベノミクスの果実を津々浦々へ。

統一地方選挙に向けての方針を確認したうえで、キャッチコピーの候補を複数決める。

明日あらためて会議を開き、幹事長と選挙本部長のご指示を仰ぐことにする。

5時、広報正副本部長会議。

6時半、ティグレフォーラム。

8時には帰宅し、久しぶりに自宅で晩御飯。