4時14分起床、ニュースチェック。
昨日は震えた。
羽生選手のドラマ。
フリー直前練習で、中国選手と激突。
脳震盪、あごの裂傷。
まさか、と思ったが、強行出場。
バランス感覚ないのに、大丈夫か?
ちょうどテルメの1階で、会合に出た帰りだった。
大勢の風呂上りのお客様方と観ていたのだが。
何度も何度も転倒。
そのたびに起き上がり、ジャンプにステップにダンス。
どうしてそこまでやるの?
目頭が熱くなった。
勝利のため?
自分への挑戦?
こんな困難な状況で、どうして挑む?
自分の体を大事にしろよ!
プライド?
無謀だよ・・・・
でも、凄い。
心から羽生選手を誇りに思った。
心から尊敬した。
震えた。
この演技を見て、あらためて考えた。
スポーツのチカラって、これじゃない?
一緒に見ていたおじさんたちやおばちゃんたちや子どもたちや、若者たちが、みんな泣いていた。
・・・・街頭のテレビで、東京五輪や王・長嶋や力道山などのスポーツシーンに、感動を与えられた、あの昭和30年代がよみがえる、そんな空間だった。
平成26年の秋も、もしかして昭和39年の秋も、そんなに違わないのかも、スポーツのチカラって。
シナリオのない、筋書きのないドラマ。
言い古した言葉が新鮮に感じられた。
やっぱり、スポーツって、素晴らしい。
朝一番、街頭演説。
千木北交差点~稚日野。
本日のテーマは、
① 消費税増税のリスク、しないリスク
② APEC日中首脳会談
③ スポーツのチカラ
9時より、北信越少年少女ジュニアレスリング大会。
役員として視察。
白崎はやと県議のご子息が個人戦参加。
長男の誠也君、1回戦、フォール勝ち。
強くなったなぁ。
幼児から中学生まで、それぞれのクラスの戦いに、目を凝らす。
思わず応援の声が出てくる。
そして、こちらまで、握りこぶしで熱くなってくる。
関係者席で、レスリング界の仲間とご挨拶。
会場内は、ジュニアチームを監督したり、保護者だったり、審判だったり、役員だったりするかつての仲間でいっぱい。
それぞれ、もう30~40年も付き合いのあるレスリング仲間ばかり。
日本のスポーツシーンは、こういう熱いボランティアの皆さんで支えられている。
これが現実だ。
みんな、自分のお休みの日を犠牲にし、時には家族を犠牲にし、身銭を切り、報いも求めず、誰かのために汗を流している。
素晴らしいこと。
あの羽生くんも、こんな優しすぎる大人たちに見守られながら、五輪チャンピオンまで上り詰めたんだろうな。
となりのアリーナでは、トリムバレーボールの試合に、中高年の善男善女があふれんばかり。
こちらも、選手がいれば審判がいて、そして役員もいる。
全国あちこちの町や村で、こうして休日には大会が開催されている。
そういえば、本日は午前7時過ぎから、金沢マラソンプレ大会。
6000人を超える参加者だとか。
街中を交通規制して、市民ランナーが霜月の金沢名所を駆け抜けていく。
街中に、活力がみなぎる。
ここでも大勢のスタッフがボランティアで支えている。
まさしく、スポーツのチカラ。
地域創生には、スポーツは、欠かせない。
スポーツをする人も、観る人も、支える人も、誰一人として欠かせない。
本当に素晴らしいことだ。
午前10時、小松空港発のANA機で、上京。
党本部に寄ってから、国立市の一橋大学へ。
笹川スポーツ財団主催の、
「第7回 スポーツ政策コンテスト」
において、記念講演。
テーマは、
「スポーツのレガシー」
スポーツ庁設置プロセスや、2020オリパラ東京大会招致の経験などを通じての、
「五輪後に遺すべきスポーツの遺産とは、マインドとは」
という内容。
全国のスポーツ系大学の3年生を対象にした、政策コンテストの大会。
決勝戦進出ゼミを拝見すると、やはり、テーマ設定が
「大学スポーツと地域社会」
と、より実践的。
おおいにスポーツのチカラを発揮するシーンについて、知恵を絞っていただきたい。
政策立案の現場にいるこちらまで、学生たちの熱気に触発されつい力が入ってしまった。
感謝。
帰宅し、ジョギング1時間半。
ここ3か月、いろいろあって、汗を流してなかった。
冷や汗ばかりだった。
久しぶりに汗が流れることを実感。
今日は、スポーツのチカラを実感する一日。