5時10分起床、ニュースチェック。

日経新聞6面に、

「プロレス、世界で勝負」

という見出し。

お?

収益源の多様化で、マーケットの流れを先取りし、新たなビジネスモデルを作り出している、という紹介。

世界最大の団体であるWWEと、新日本プロレスの海外進出を取り上げている。

昔は興行収益。今はネット配信、という時代。

テレビ、PPV、グッズ、チケット収入、デジタルメディア。

コンテンツとして、プロレスほど世界展開になじみやすいものはない、と改めて感じる。

一時は格闘技路線がはやり、日本のプロレス界は瀕死の大打撃を受けた。

ドン底を乗り越えたのは、新日本プロレス復活のおかげ。

カードゲームで時代を築き上げたブシロード社長の木谷さんが、新日本プロレスをM&Aで買収してくださったおかげ。

木谷社長は、母校星稜高校の一年先輩。

プロレスファンとして一言。

本当に、ありがとうございます。

8時、党本部にて雇用問題調査会。

過労死等防止対策推進法のその後のフォローについて審議。

超党派の議連代表幹事として、今年の6月20日成立。

いよいよ11月1日から法施行。

法施行後の、これからの課題について意見交換。

まずは、11月は、法令による「過労死等防止月間」(今年は間に合わないので、過重労働解消キャンペーンという名称)。

何をするかというと、

① 労使の主体的な取り組み支援

② 重点監督(使い捨て企業、過労死等で労災請求が行われた事業所、重大悪質事案には、公表)

③ 電話相談(0120 794 713)(0120 811 610)

④ 周知・啓発(シンポジウム)

⑤ 企業における自主的な過重労働防止対策支援

厚生労働省には、以上5ポイントを、推進していただく。

また、過労死等調査研究センターを、(独)労働安全衛生総合研究所内に設置することが決定。

過労死等の事例分析や、医学面・保健面からの調査研究を進める。

本日の出席議員からは、

「産業医の活用」

「業種別、規模別の実態調査」

「トラック業界が一番厳しい労働環境であり、サーチャージ制度導入と併せて実態把握を」

「長時間労働規制のほかにも、インタバル規制も視野に」

などの意見が・・・

労使ともに、働き方の見直しが求められる。

そう考えながら、会議室の外に出ると、顔見知りの新聞記者。

「久しぶりだね!」

「そうなんです、育休を取ってたんですよ~~」

と。

「そっかぁ、えらいなぁ、応援しとるよ!」

と声をかけながら、若手男性社員が育休を取る時代であることを、あらためて痛感する。

労使ともに、に加えて、男女ともに、と言い換えなきゃいかんね。

そして、働き方の意識改革をこそ、進めなければ。

9時半、院内総裁室にて役員連絡会。

岡田直樹さんが、

「ごめん、馳さん、私は、今夜金沢に帰って、不破実さんの叙勲祝賀会に発起人代表として出なきゃいけないんだけど、参議院の運営で帰れないんです・・・」

とおっしゃる。

「気にせんと、国会で仕事しとって。私が国会議員代表として乾杯のご挨拶しますし、とりわけ、不破さんの親戚でもある岡田直樹さんの欠席のお詫びを申し上げておきますよ!」

と、お伝えする。

いつもながら、律儀な岡田さん。

引き続き、沖縄知事選挙の選対会議。

11時、総務会。

国家戦略特区法案了承。

11時45分、広報本部長室にて、認定こども園協会の幹部と、意見交換。

来年から始まる新制度で、予算措置でいろいろと対応することが決まったので、そのお礼と、今後の進め方について意見交換。

確かに、

「消費税増税で、これまで以上に子育て支援の質と量を拡充します!」

と約束しておきながら、認定こども園のうち、大規模園などの経費削減となってしまっていた計算式は、非常識。

そりゃ、経営者側が怒って、もとの保育所と幼稚園に戻してしまおうという怒りを買ったのも事実。

それに、国が新制度を始めるにあたって、これ幸いとばかりに?都道府県が今まで独自に上乗せしていた経費助成をすっぱりと削減しようという動きがあるのも、けしからん話。

「これからも相談に乗ってください」

とおっしゃるので、

「もちろんです。認定こども園制度を始めたときの担当副大臣でしたから、この理念は守っていきますから!」

と申し上げる。

正午過ぎ、広報本部の報道局顔合わせ会。

また、ネットメディア局から、

「今度から、ネット放送で、馳ミュージアムという番組始めますから!」

と、連絡をいただく。

いいね。

毎回、漫画家やアニメ作者や、スポーツマンや芸術家などをお招きし、紹介する番組。

第1回目は、漫画家の赤松健さんに内定。

いいね。

午後1時、本会議。

労働者派遣業法改正案、趣旨説明質疑。

テーマは、派遣労働者の生活の安定。

でも、「派遣固定化」のアングルもあり、対決法案。

多様な働き方を容認するとともに、正社員化への道を開く、派遣労働者の処遇改善をも含んでいるのだが。

労働規制改革法案。

国会審議を通じて、理解を深めたい。

午後4時15分、羽田空港発のJAL機で、小松空港へ。

小松到着後、ホテル日航金沢へ直行。

中村勲県議のゴルフコンペパーティにて、ご挨拶。

ごあいさつ後、すぐに、東急ホテル金沢へ。

元金沢市議会議長の、不破実さま、叙勲祝賀会。

地方自治功労の、旭日小授章。

おめでとうございます。

乾杯のご挨拶。