羽田空港到着後、欧州視察に向かわれる北國新聞の飛田会長にごあいさつ申し上げ、こちらはそのまま成田空港へ。

成田空港で、小松ゆたか代議士と、自民党職員の鮫島さんと合流。

旅程とチケットを確認してから、チェックイン。

搭乗口で「とんかつラーメン」を昼食に頂き、午後1時、中国東方航空機に乗り、南京へ。

機内では、朝刊で報じられている「広島大洪水」の記事を読み込む。

「どうしてこんな大災害になってしまったのか?」

5年前の、金沢市でも起きた「ゲリラ洪水」を思い起こす。

よく言われるように、未曽有の集中豪雨、50年に一度レベルの集中豪雨。

だからこそ、

① レーダーを活用したより具体的な豪雨予測

② 早めの避難勧告・警報の発令

③ がけ地危険区域指定

など、複合的な対策が必要。

防災体制の見直しが必要。

今回、救出に駆けつけた消防職員が、不幸なことに土砂崩れに巻き込まれて犠牲となった。

合掌。

自治体の防災担当の皆様、消防の皆様、警察の皆様、自衛隊の皆様、災害対策への献身的な取り組みに心より、感謝します。

午後3時半、南京空港到着。

外務省の担当官が2名、わざわざ上海より支援体制を組んで出迎えに来てくださる。

里子さんと樋口さん、ありがとうございます。

借り上げの中型バスに乗り、南京の街並みを眺めながら市街地へ。

大城壁に囲まれた市街地を眺めながら、歴史の経緯をたどる。



南京ユース五輪の試合会場や選手村や我々が泊まるホテルは、この大城壁の外側の新市街地。

空港から30分、南京フェアモントホテルに到着すると、入口のドアで、エティエンヌと、フランス五輪委員会のミハエルに偶然、遭遇。

エティエンヌとは、4月のトルコでのスポーツアコード会議以来。

ミハエルとは、昨年12月の、パリでのミーティング以来。

再会を喜び合い、ハグをして、お互いの近況報告。

なつかしい。

ホテルチェックイン後、ジャージに着替え、再出発。

まずは、柔道会場へ。



今夜は、男女混合団体戦。

ちょうどセミファイナル。

男女混合であり、国も別々のチーム編成。

これは、勝利至上主義ではなく、

「若者に五輪教育を」

とのジャック・ロゲ前IOC会長の理念を実践した結果。

つまり、「親善と平和と相互理解を」という趣旨。

したがって、ユース五輪で、成績を重視する報道は意味がない。

「スポーツを通じて、いかに若者同士が交流できたか」

が、このユース五輪の尺度。

観客席で応援していたら、日本代表のジャケットを着ている女子ジュニアの池田コーチと、山口選手を発見。

意見交換をさせていただく。

また、役員席のマリウス・ヴィゼール世界柔道連盟会長(スポーツアコード会長)や、マリッサにもご挨拶。

続いて、テコンドー会場へ。



こちらでは、世界テコンドー連盟の張会長にご挨拶の予定だったのだが、残念ながら、不在。

関係者に来場を告げて、30分ほど試合観戦し、会場を後にし、晩御飯へ。

晩御飯は、南京市内の「浩亭」という居酒屋へ。



鹿児島県出身の店長の武勇伝をうかがいながら、生ビールと、冷奴と、枝豆と、仕上げに味噌ラーメン。

・・・・このメニューって、痛風に一番悪いんじゃない?

午後10時過ぎ、ホテルに戻り、バタンキュー(死語)