午前1時半起床。

さすがに早く寝たためか、この時間にはパッチリ目が覚めた。

しかし。

部屋の中は灯りをつけられるはずもなく、真っ暗。

携帯電話を取り出してニュースチェックをしようとしても、無常にも、圏外。

腕組みをして、じっと暗闇を眺めるのみ。

こういうときは、今後のスケジュールを思案。

滋賀県知事選挙。

来週は衆参の予算委員会で集団的自衛権に関する集中質疑。

月末から安倍総理の外遊。

秋には北朝鮮拉致問題再調査の最初の結果が出てくる。

福島県知事選挙や沖縄県知事選挙。

TPP交渉。

法人税減税と代替財源確保のための税制改正。

そして12月には消費税10%増税決断。

決断が相次ぐ。

その政治決断の合間に大型知事選挙。

原発再稼働問題と、普天間基地移設問題が絡み、国論を左右する。

どう考えても、丁寧に丁寧に説明責任を果たしながら、決断を重ねるのみ。

かんがえれば考えるほど、寝られない課題。

しかし。

人間とは不思議なもので、そのうち睡魔に襲われ、なにか気持ち良い夢を見ていたようだった。

そのうち、

「代議士、代議士、時間ですよ!」

と、紐野ゆうや秘書に起こされる。

午前3時32分。

おお、ご来光を拝みに行く時間だ。

お手洗いに行き、防寒着に身を包んで、まだ夜露に濡れた暗い坂道を、一歩一歩、歩く。

休みなく、30分ほどで、頂上の霊峰白山奥宮到着。

吹きっさらしの頂上には強風。



寒い。

ちょうど4時44分、ご来光と思われる方向を向いて、万歳三唱。

残念ながら、ご来光は拝めず、それらしき薄明かりにむかっての万歳三唱。



ご来光は拝めなかったけれど、頂上まで登りきった充実感で、だれかれとなくご挨拶。

そして、頂上での参拝。

今年も無事に登拝できたことに感謝。

来年は、「馳浩と登ろう白山登山会」も、めでたく20周年を迎える。

緑のダイヤモンド計画の実態把握から始まった登山会。

これからも、ふるさとが誇る名山を後世に伝えるためにも、登山会を細々とでも続けていきたい。

室堂まで下りて、そのまま朝食。



そして、一服してから下山服に着替え、午前6時40分、下山開始。

大槻さん、大平さん、ゆうや、そして馳浩。

登りよりも足元に気を遣いながら、下山。

途中、思いもよらぬ方々と出合、握手をしたり朝のごあいさつを交わしたり。

「馳君、久しぶりだね、山本秀樹の兄貴だよ!」

「・・・・ひでき?おお、ひできのアンちゃんや。英樹何しとる?」

「まだ福光屋におるわいや。いつも応援しとるよ!」

というひできとは、鳴和中学校1年生の時に、一緒に剣道部で稽古に励んだ山本秀樹君。

なつかしいなぁ・・・・40年ぶりかぁ。

下山途中のあちこちで、

「今年も会うたね」

「元気そうやね」

「国会頑張れよ」

「握手して!」

などなど、声をかけていただき、あらためて職責の重さを痛感する。

午前10時過ぎ、ぶじに別当出合まで下山。



少々雨がぱらついてきたけれど、大振りでもなく、シャワー気分。

怪我もなく、無事に降りてくることができ、鳥居の前で、山を振り返って感謝の拝礼。

さぁ、今日からまた頑張ろう。

永井旅館でお風呂に入り、スーツに着替え、ひげも剃り、すっきり。

初登山で足元のおぼつかない有矢秘書を助手席に乗せ、ハンドルを握り、金沢へ。

まずは、JA石川の会長に就任した上坂英善氏のご自宅へ、お祝いのご挨拶。

鳴和中学校の大先輩でもある上坂さん。

「JA改革とか、農業委員会改革とか、農政改革の大切な時期ですから、連携取り合ってしっかり対処しましょうね!」

と申し上げる。

「おいや、まずは足元をしっかりと見ながらや。安田会長の残り任期2年間やから、一生懸命頑張るよ!」

と。

あれこれと情報交換。

自宅に戻って荷物を整理し、着替えて、石川県スポーツセンターへ。

運転手は坂井さんに交代。

スポーツセンターでは、勤務中の高田浩先輩にご挨拶。

「北信越国体の記録整理しとるがや。国体参加の基準と照らしあわせんといかんから、なっかなか終わらん仕事やわいや!」

といいながらパソコンに記録を打ち込んでいる。

石川県体協の裏方を支える高田先輩、お疲れ様です。

小体育館では、パワーリフティングの北信越大会開催中。

自民党石川県連の渡邊さんが競技役員としてお世話されているので、ご挨拶へ。

お疲れ様です。

小一時間、上半身のトレーニング。

終了後、午後4時には東急ホテルへ。

岡田直樹参議院議員、山田しゅうじ参議院議員と、来年の統一地方選挙についての打ち合わせ会。

金沢選挙区での候補者発掘作業。

丁寧に進めたい。

午後5時、東急ホテル5階にて、自民党金沢支部校下部会・総会懇親会。

やはり、秋の市長選挙と来年の統一地方選挙の話題がメイン。

山野市長も最初から最後まで来賓出席され、懇親を深める。

下澤支部長も、腕組み。

懇親会でアルコールも入れば、それぞれの本音も垣間見えてくる。

「来年は新幹線時代や。皆で結束して、政治の安定と地域の発展のために頑張ろう!」

が合言葉。

終了後、「竹」で晩御飯。

校下部会の懇親会では、食べずにテーブル周りをしてお酒をついで回っていたので、すきっ腹。

山田さん、森下さん、出村さん、大平さん、そして横須賀から大槻さん。

おっさん6人で、世間話に花が咲く。

ママ特製の茄子の漬物と、そして何よりも、美味しいごはんと味噌汁。

感謝。

午後10時過ぎ、帰宅、バタンキュー(死後)。