5時起床。

ニュースチェック。

6時半から8時半まで、早朝トレーニング。

1階のレストランで、朝食をいただいて、9時、ホテル出発。

マラカナンスタジアムへ。

「混むかなぁ?昨夜は領事館まで倍の3時間もかかったしなぁ・・・」

「今日は試合の日だから、リオ市の条例で休日になってます。そんなには混まないと思いますが・・・」

「でも、試合の日だからなぁ。マラカナンスタジアム周辺は大混雑するんじゃない?」

と、防弾ガラスの送迎車の中で、心配しながら現地へ。

維新の会の鈴木望代議士、JSCの菅井さん、自民党職員の鮫島さん。

お互い、日ごろの行いがいいのか悪いのか?こういう時に出るんだよなぁ、とか言いながら緊張気味。

そして、バッハ地区からコパカバーナ地区へと抜ける海岸沿いの主要道トンネルに入ると、結論がすぐに出た。

まったくのすきすき。

閑散とした道路。

やはり、サッカーが国民に根差している土地柄なのか。

きつい日差しに照らされてはいるものの、いたって平穏な町並み。

マラカナンスタジアムに近づいても、渋滞の気配はなし。

良かった。

定められた11Eブロックの駐車場に防弾ガラスの送迎車を駐車させ、そこから歩いて会場へ。

ちょっと遠回りだが、ものの30分。

騎馬警官隊に見守られながら、道路わきのファベイラ(貧民街)でフットサルに興じる子どもたちを眺めながら、駅を超える歩道橋へ。

こうして街並みを眺めながらスポーツ会場へ急ぐ気分も、やはり、気分を盛り上げる瞬間。

歩道橋では、すでに出来上がった状態の(ハイテンションの)フランスとドイツのサポーター同士が、威嚇しあうように応援合戦。

歌ったり踊ったり絶叫したり!

これが、サッカーなんだ、と、まだ試合も始まっていないのに、サッカー文化の一端に触れた気分。

我々のチケットは、ホスピタリティエリアのある、ちょいエグゼクティブエリア。

ホスピタリティゾーンとは、おもてなしゾーン。

チケットを見せてその中に入ると、軽食のサービスや、クーラー付きのフロアが用意されていて、当然、パブリックビューイングのしつらえも。

ここで商談をしたり、家族や友人となごんだり、VIPと交流したり、が事前の触れ込みだったのだが。

その期待はあっさりと裏切られた。

いるのは、ビールを飲み散らかして騒ぎまくるサッカーマニアばかり。

そしてまた、声が大きいんだ、また、これが。

フランス対ドイツ。

下馬評通りの強豪国の準々決勝だが、、まさか、サポーターがこれほどの出来上がり状態とは。

不穏な暴動が起きなければいいが・・・・