7月1日。

今年も半分が過ぎた。

4時半には起床。

ニュースチェック。

そして、ブラジル出張のパッキング。

7時半、いつもの朝のように、おりんさんを車に乗せて学校へ。

「お父さんは今日からブラジルです!」

「え~~、いいなぁ。ワールドカップ視察?」

「それもあるけど、リオのオリンピック準備視察です。7日には帰ります。」

「7日から期末テストだ。どうしよ~~!」

「勉強してください。」

「ふっふふ~~ん♪」

・・・・・

って、鼻歌歌ってる場合じゃないでしょ。

「7日の夕方、コンサートあるんだよな~~!」

って、テスト終わってから行けばいいでしょ。

8時過ぎには議員会館に入り、執務。

国会周辺は、朝からデモ隊で、騒然。

いつも以上に、安倍総理への辛辣なアジ演説が鳴り響いている。

「安倍のばか!」

と連呼するデモ隊。

・・・天安門広場で国家指導者のばかと叫び続けたらどうなるのだろうか?

日本は平和で民主的で自由な国だ。

しかし、想定外を想定し、法的な整理をする責務は政府にある。

安倍総理の、行政府の長としての決断と実行力を支えていきたい。

集団的自衛権限定行使容認に向けて、閣議決定がなされる一日。

自民党内平場会議~政審~総務会~与党政策責任者会議・・・・そして閣議決定は夕方か。

与党内の議論は詰めて詰めて詰めてきている。

自衛権発動の新3要件も、公明党の申し入れを受けて固まった。

マスコミからの指摘は3点。

① 解釈改憲への批判

② 解釈拡大への懸念

③ 国会での議論不足

したがって、閉会中審議や、秋の臨時国会での関連法改正における政府説明が重要。

安保資料や教育再生資料を整理して、ブラジル行きの荷物に詰め込む。

午前9時15分、天野秘書の運転で議員会館を出発し、成田空港へ。

首都高速は空いている。

1時間少々で、成田到着。

近畿日本ツーリストの渡辺さんとJSCの菅井さん、自民党職員の鮫島さん、維新の会の鈴木望代議士がすでに到着されており、合流。

エールフランス航空カウンターでチェックイン。

「パリで乗り換えだけど、航空チケット一枚なんだね。こりゃ便利!荷物もリオでピックアップすりゃいいわけだ、楽ちん。」

というわけで、そのまま搭乗待合室へ。

リオでお世話になる皆さんへのお土産(風呂敷とか、着物手帳とか、明太子など)を購入し、14番ゲートへ。

「両替は、レアルですかね?」

とブラジル在住体験の長い鈴木代議士にうかがうと、

「いやいや、アメリカドルで十分ですよ。ドルも通用します。レアルだと、再度日本円に両替するのが面倒ですから!」

と、アドバイスをいただく。

そっか、じゃあ、パリかリオで両替しても十分間に合うな、と、一安心。

午前11時過ぎ、AF275便搭乗。

読書をしたり、アナと雪の女王を観たり、リオのスケジュールを確認したり、寝たり。

11時間51分後、パリ・シャルルドゴール空港到着。

現地時間は、午後5時半。

フランス大使館の田中さん(文部科学省出張・昨年12月の出張時にお世話になったますもとさんに、トランジットのお世話をいただき、4時間半ほど休憩。

午後11時30分、ゲートはL34。

AF442便に搭乗し、いざ、リオデジャネイロへ。

10時間少々。