4時半起床。
本日は、屋久島出張。
天野秘書の迎えで、午前6時には羽田空港へ。
待合室で、上川陽子代議士とばったり。
「馳さん、どちらへ?」
「鹿児島空港経由で屋久島です。森山裕代議士の選挙区で、ふるさと対話とJCの道徳講演です!上川さんは?」
「あら、近いわね、あたしは種子島!」
「種子島・・・ロケットですか?H2Aロケット?」
「そう!情報衛星の打ち上げ視察よ!」
と。
本日は、桜田文部科学副大臣、後藤田内閣府副大臣、上川総務副大臣と、そうそうたるメンバーなのだそうだ。
「晴れる予定ですから、良かったですね!」
「馳さんも、屋久島から見ててね!」
というわけで、機内へ。
鹿児島空港に到着して、種子島に向かう上川さんと別れたのだが、ここで異変。
左足のかかとの痛みが尋常でなく、杖をついてでも歩行不能に。
いたしかたなく、しばし着席して、売店のたこ焼きで腹ごしらえ。
どうしたんだろう。
こないだのサイクリング以来、
「違和感が?」
「痛いかな?」
「かかとがつかない?」
「座ってても痛い!」
「寝てても痛い!」
「杖がないと歩けない」
「杖をついても歩けない」
と、エスカレートしてきた。
こりゃ、まずい。
さっそく、月曜日には前田病院で診察していただけるように、予約。
疲労骨折か?
剥離か?
痛風か?(まさか)
いずれにせよ、安静にしておくに越したことはない。
プロペラ機に乗りかえ、屋久島空港までわずか35分。
距離にして156キロ。
遠いのか、近いのか?
沖縄や奄美大島は、「沖縄奄美振興法」という法律で生活を支えているけど、それ以外の離島は「離島振興法」の対象。
つまり、隣りあわせなのに、沖縄や奄美は手厚い振興法があって、屋久島はその対象になっていない、ということになる。
ここに屋久島側の不満がある。
「屋久島の自然は、日本で初めて世界自然遺産に指定されて、国を挙げて保護していかなきゃいけない地域なのに。そこに住んでいるのに・・・・・」
という誇りと憤りが、屋久島の方々にはとても強いということを、肝に銘じなければいけないことを、鹿児島空港からのプロペラ機中で腕組みをして考える。
屋久島空港に到着し、さっそく森山秘書運転のくるまで、宮之浦公民館へ。
ふるさと対話。
杖をついた元プロレスラー53歳には、公民館2階に上がっていくのすら、大仕事。
「障碍者用のエレベーター、ないの?」
「・・・・ありません!」
って、公民館にはさすがにエレベーター、ないよね。
午前10時より11時50分まで、ふるさと対話。
「夏祭りの花火大会をするのに、テロ対策の法改正で、本土から客船では花火を運べなくなった。かといって貨物船じゃ、運搬費が高すぎる。種子島に寄港する貨物船を、花火運搬のためだけに一日でも屋久島に寄れないか?」
「屋久島~羽田の直行便を飛ばせないか?」
「高速船の運賃が片道9000円を超えて、高すぎる。これじゃ病院にも行けない。何とかしてほしい!」
「新エネルギー、環境保全で、地域おこしをしてほしい!」
「さば養殖の港を整備してほしい!」
「屋久島登山道を整備してほしい!」
などなど。
離島に住み続ける皆様の熱い思いを披歴していただく。
森山代議士と私とで、適切にアドバイスしたり、同席した荒木町長や地元県議がお答えくださる。
昼食会場までの移動の途中で、H2Aロケット発射時間。
宮之浦港の広場におりて、種子島の方角を眺めると、おお、ちょうど火の玉がまっすぐに空に向かって駆け上がる途中。
10秒ほど遅れて爆音がとどろき、臨場感たっぷり。
テレビで見ていただけのロケット発射を、間近に拝見できて、大感激。
情報収集のための、大切な衛星打ち上げでもある。
日本の打ち上げ技術の進展を、さらに磨いてほしい。
お昼ごはんは、地元の観光物産レストランで郷土料理。
さばのお刺身がまた、本当に美味しかった。
「今朝の、とれたてのさばですよ!」
とおっしゃるだけあって、ぷりっぷりのお刺身。
こんなさばのお刺身、食べたことない。
午後1時より2時過ぎまで、JC鹿児島地区の「道徳を考える講演会」講師を務める。
教育基本法を読みながら、「地域で考える道徳のあり方」とは何かについて、具体的にお伝えする。
午後3時より4時半まで、2回目のふるさと対話集会。
鹿児島県議会副議長でもある、日高県議の地元事務所に地域の皆様が集まっていただき、マイクのいらない車座集会。
「離島に保育士や幼稚園の先生が働けるように、確保の仕組みが欲しい」
「高速船や飛行機の交通費が高くて、経済的に困っている。沖縄や奄美だけではなく、屋久島にも安くしてほしい」
「ラジオやデジタルテレビが入らないところが多い!よく聞こえるようにして欲しい!」
「NHKのど自慢が屋久島ではできない(850席以上の室内ホールと、ゲストや楽団のための控室がいるため)と聞いているが、冥途の土産に何とか開催してほしい!」
「県道から滝までの道路拡張をしてほしい。ついでに滝壺までの歩道整備もしてほしい!」
「世界自然遺産の屋久島でこそ、景観に配慮して電線地中化を進めてほしい!」
・・・・・
地元名産のスイーツをいただきながら、政治を語り合う。
日高県議、ありがとうございました。
こちらでも、荒木町長にご参加いただく。
午後5時、屋久島空港に戻り、本日の出張スケジュール終了。
空港の掲示板マップで、屋久島の状況をいろいろとご説明いただく。
およそ1万3000人が住む屋久島。
環境保全と、過疎地域対策と、産業振興と、伝統文化保存と。
離島ならではのご苦労を伺い、改めて、国会議員として、こういう選挙区を支えている森山代議士のご苦労を拝見。
選挙制度改革は、日本の過疎地域代表を抜きにしては考えられない。
そう確信する。
鹿児島空港経由で、午後9時過ぎには、羽田空港到着。
残念ながら、かかとの痛みが収まらず、ほぼ、歩行不能。
大丈夫かなぁ・・・
本日は、屋久島出張。
天野秘書の迎えで、午前6時には羽田空港へ。
待合室で、上川陽子代議士とばったり。
「馳さん、どちらへ?」
「鹿児島空港経由で屋久島です。森山裕代議士の選挙区で、ふるさと対話とJCの道徳講演です!上川さんは?」
「あら、近いわね、あたしは種子島!」
「種子島・・・ロケットですか?H2Aロケット?」
「そう!情報衛星の打ち上げ視察よ!」
と。
本日は、桜田文部科学副大臣、後藤田内閣府副大臣、上川総務副大臣と、そうそうたるメンバーなのだそうだ。
「晴れる予定ですから、良かったですね!」
「馳さんも、屋久島から見ててね!」
というわけで、機内へ。
鹿児島空港に到着して、種子島に向かう上川さんと別れたのだが、ここで異変。
左足のかかとの痛みが尋常でなく、杖をついてでも歩行不能に。
いたしかたなく、しばし着席して、売店のたこ焼きで腹ごしらえ。
どうしたんだろう。
こないだのサイクリング以来、
「違和感が?」
「痛いかな?」
「かかとがつかない?」
「座ってても痛い!」
「寝てても痛い!」
「杖がないと歩けない」
「杖をついても歩けない」
と、エスカレートしてきた。
こりゃ、まずい。
さっそく、月曜日には前田病院で診察していただけるように、予約。
疲労骨折か?
剥離か?
痛風か?(まさか)
いずれにせよ、安静にしておくに越したことはない。
プロペラ機に乗りかえ、屋久島空港までわずか35分。
距離にして156キロ。
遠いのか、近いのか?
沖縄や奄美大島は、「沖縄奄美振興法」という法律で生活を支えているけど、それ以外の離島は「離島振興法」の対象。
つまり、隣りあわせなのに、沖縄や奄美は手厚い振興法があって、屋久島はその対象になっていない、ということになる。
ここに屋久島側の不満がある。
「屋久島の自然は、日本で初めて世界自然遺産に指定されて、国を挙げて保護していかなきゃいけない地域なのに。そこに住んでいるのに・・・・・」
という誇りと憤りが、屋久島の方々にはとても強いということを、肝に銘じなければいけないことを、鹿児島空港からのプロペラ機中で腕組みをして考える。
屋久島空港に到着し、さっそく森山秘書運転のくるまで、宮之浦公民館へ。
ふるさと対話。
杖をついた元プロレスラー53歳には、公民館2階に上がっていくのすら、大仕事。
「障碍者用のエレベーター、ないの?」
「・・・・ありません!」
って、公民館にはさすがにエレベーター、ないよね。
午前10時より11時50分まで、ふるさと対話。
「夏祭りの花火大会をするのに、テロ対策の法改正で、本土から客船では花火を運べなくなった。かといって貨物船じゃ、運搬費が高すぎる。種子島に寄港する貨物船を、花火運搬のためだけに一日でも屋久島に寄れないか?」
「屋久島~羽田の直行便を飛ばせないか?」
「高速船の運賃が片道9000円を超えて、高すぎる。これじゃ病院にも行けない。何とかしてほしい!」
「新エネルギー、環境保全で、地域おこしをしてほしい!」
「さば養殖の港を整備してほしい!」
「屋久島登山道を整備してほしい!」
などなど。
離島に住み続ける皆様の熱い思いを披歴していただく。
森山代議士と私とで、適切にアドバイスしたり、同席した荒木町長や地元県議がお答えくださる。
昼食会場までの移動の途中で、H2Aロケット発射時間。
宮之浦港の広場におりて、種子島の方角を眺めると、おお、ちょうど火の玉がまっすぐに空に向かって駆け上がる途中。
10秒ほど遅れて爆音がとどろき、臨場感たっぷり。
テレビで見ていただけのロケット発射を、間近に拝見できて、大感激。
情報収集のための、大切な衛星打ち上げでもある。
日本の打ち上げ技術の進展を、さらに磨いてほしい。
お昼ごはんは、地元の観光物産レストランで郷土料理。
さばのお刺身がまた、本当に美味しかった。
「今朝の、とれたてのさばですよ!」
とおっしゃるだけあって、ぷりっぷりのお刺身。
こんなさばのお刺身、食べたことない。
午後1時より2時過ぎまで、JC鹿児島地区の「道徳を考える講演会」講師を務める。
教育基本法を読みながら、「地域で考える道徳のあり方」とは何かについて、具体的にお伝えする。
午後3時より4時半まで、2回目のふるさと対話集会。
鹿児島県議会副議長でもある、日高県議の地元事務所に地域の皆様が集まっていただき、マイクのいらない車座集会。
「離島に保育士や幼稚園の先生が働けるように、確保の仕組みが欲しい」
「高速船や飛行機の交通費が高くて、経済的に困っている。沖縄や奄美だけではなく、屋久島にも安くしてほしい」
「ラジオやデジタルテレビが入らないところが多い!よく聞こえるようにして欲しい!」
「NHKのど自慢が屋久島ではできない(850席以上の室内ホールと、ゲストや楽団のための控室がいるため)と聞いているが、冥途の土産に何とか開催してほしい!」
「県道から滝までの道路拡張をしてほしい。ついでに滝壺までの歩道整備もしてほしい!」
「世界自然遺産の屋久島でこそ、景観に配慮して電線地中化を進めてほしい!」
・・・・・
地元名産のスイーツをいただきながら、政治を語り合う。
日高県議、ありがとうございました。
こちらでも、荒木町長にご参加いただく。
午後5時、屋久島空港に戻り、本日の出張スケジュール終了。
空港の掲示板マップで、屋久島の状況をいろいろとご説明いただく。
およそ1万3000人が住む屋久島。
環境保全と、過疎地域対策と、産業振興と、伝統文化保存と。
離島ならではのご苦労を伺い、改めて、国会議員として、こういう選挙区を支えている森山代議士のご苦労を拝見。
選挙制度改革は、日本の過疎地域代表を抜きにしては考えられない。
そう確信する。
鹿児島空港経由で、午後9時過ぎには、羽田空港到着。
残念ながら、かかとの痛みが収まらず、ほぼ、歩行不能。
大丈夫かなぁ・・・