5時15分、イスタンブール到着。
国際線出口のパスポートコントロールを出たところで、在トルコ日本大使館の福田総領事、官房班の吉田桜さんのお出迎え。
感謝。
立ち話ではあるが、トルコやイスタンブール市の現状説明をいただく。
そのまま国内線へと移動し、乗り継ぎ。
わずか15分のご案内のために、早朝より、お出迎えありがとうございました。
まだ30分ほど待合室で余裕があったので、散歩。
スターバックスコーヒーショップを発見し、瓶入りのピーチティーを4本購入。
のどを潤す。
「布村さん、のど乾くでしょ?」
「機内のポーチに入ってた、グリースで唇塗っちゃいましたよ!」
と、顔に似合わぬ?繊細な肌の持ち主の布村副事務総長。
加藤係長も、菅野さんも、お肌のケアを忘れずに、何かを塗っていた・・・・
トルコは、乾燥しますね。
午前6時25分、トルコ航空国内線に乗り換えて、離陸。
午前7時45分、アンタルヤ空港到着。
着陸して外に出るとき、前の座席の紳士と互いに顔を見合わせて、
「あれ、乗ってたんだ!」
と、久しぶりの再会に握手。
中国のIOC委員であり、現在はトーマス・バッハ会長の指名により副会長を務める、ウー・ツァイツェン(于 再清)氏。
さっそく、東京五輪組織委員会COOの布村さんを紹介する。
2020オリパラ東京大会を力強くご支援いただき、アドバイスもいただいたウーさん。
大阪外語大留学経験もあり、日本語も英語にも堪能。
アジア大陸の五輪運動をリードする大物。
空港を出たところで、すでに成田を出てから、15時間。
「スポーツアコード」事務局手配のバスで、ようやくホテルにチェックイン。
しかし、シャワーを浴びる暇もなく、部屋に荷物を置いてそのまま、会場である「スセシ リゾートホテル」へ移動。
トルコでも、地中海に面したアンタルヤ市。
その中でも、リゾートホテルの立ち並ぶベレク地区。
保養地。
バス移動しながら、
「これ、もしかして、去年の9月に、2020イスタンブール五輪が決定していたら、今回のスポーツアコード会議は最高の設定だったんだよね・・・」
と、招致委員会から引き続き組織委員会の国際部係長を務める加藤さんと、目配せ。
お目当ての会場まではバスで10分。
入口のアクレデテーションデスクへ向い、身分証明パスを取得。
これを首からぶら下げりゃ、出入り自由。
さっそく会場内を、探検開始。
「ヴィゼール会長の部屋に行ってみよう!」
とうろうろしていると、昨日、ASOIF(世界夏季五輪競技団体総連合)の理事に就任した、上智大学の師岡文男教授とばったり。
このスポーツアコード総会には、20年前から参加している、日本人では唯一のスペシャリスト。
世界フライングディスク連盟理事でもある。
したがって、この会場では関係者にはもっとも顔がきく日本人。
その師岡さんのご案内で、ヴィゼール会長の「プレジデントルーム」へ。
「馳さん、見てよ、このつくり。ヴィゼールらしいでしょ?」
と、ずらりと加盟団体の旗が両側に並ぶ廊下の奥に、豪華な貴賓室。
なるほど、欧州のスポーツ界を牛耳る、やり手のビジネスマンでもあるヴィゼールらしい。
悪く言えば、権力欲丸出し。
よく言えば、権威主義。
一説には、ルーマニアのチャウシェスク政権末期に荒稼ぎして、オーストリアに亡命し、ハンガリーのブダペストに拠点を置いてビジネスを成功させた立志伝中の英雄。
昨年のスポーツアコード会長選挙でも、ラグビーのラパセ会長を相手に回し、寸分狂いなく票読みをして、圧勝した男。
日本では、森喜朗会長と上村春樹講道館会長を後ろ盾に持つ、政治センス抜群の男でもある。
今回は、その森先生から、お土産とメッセージを預かってきており、それを直接届けることが一つの任務。
だが、忙しいヴィゼールが、アポなしで会長室を訪問してもいるはずがない。
入口の秘書官に、名刺と伝言を渡し、地階へ移動。
展示ブースが所狭しと軒を並べて出展されている。
その左一番奥の一角に、JSC(日本スポーツ振興センター)とJSTA(日本スポーツツーリズム推進機構)のブース。
こちらで中西優子さんや、中山哲郎事務局長など、関係者と合流し、ほっと一息。
中山さんからは、
「馳さん、JSCとJSTAが連携して、このスポーツアコードの東京事務所を設置してはどうですか?」
と声をかけられる。
「JSTAは観光庁肝いりですから、久保長官もイケイケですよ!」
と。
久保さんねぇ。
かつては民主党政権時代の鉄道局長として、北陸新幹線のフリーゲージトレイン導入で、森先生にこっぴどく叱られた久保さん、ね。
今は、観光庁長官として、安倍政権の成長戦略の柱の一つである「観光立国戦略」をリードする重鎮。
そっか、スポーツ振興とスポーツツーリズムとの融合こそが、観光庁の理念でもある。
それも、一案だなぁ・・・・名案かも!
こちらのブースには、なぜか札幌市の生島典明副市長もいらっしゃった。
「どうして札幌?」
「2017年、冬季アジア札幌大会の宣伝です。馳さん、2020オリパラ東京大会招致成功の勢いで、その6年後に冬季札幌五輪も招致してくださいよ~~!」
と発破をかけられる。
え!?
「そりゃ、ちょっと、凄いですね、意気込みが?」
と答えに窮していると、
「橋本聖子さんにもお願いしてますから~~~!」
と、あくまでも意気軒昂。
まぁね、聖子さんはJOC強化本部長ですし、日本を代表するJOCの顔ではありますが・・・冬季札幌五輪の再来、ねぇ・・・微妙。
そんなこんなで世間話を交わしてからは、場内の展示ブースを視察。
通訳と案内係の加藤係長(旧姓 門脇さん 日本フェンシング協会理事)と、
「そういえば、去年のこの会議は、五輪招致とか、レスリング五輪復帰とか、プーチン来訪とか、あわただしかったよね・・・・」
と、思い出花に花が咲く。
「だからこそ、毎年、この会議には、日本からも必ず顔を出しておかなきゃね。世界中のスポーツ最新情報が集まるんだから!」
と、深くうなずきあう。
国際線出口のパスポートコントロールを出たところで、在トルコ日本大使館の福田総領事、官房班の吉田桜さんのお出迎え。
感謝。
立ち話ではあるが、トルコやイスタンブール市の現状説明をいただく。
そのまま国内線へと移動し、乗り継ぎ。
わずか15分のご案内のために、早朝より、お出迎えありがとうございました。
まだ30分ほど待合室で余裕があったので、散歩。
スターバックスコーヒーショップを発見し、瓶入りのピーチティーを4本購入。
のどを潤す。
「布村さん、のど乾くでしょ?」
「機内のポーチに入ってた、グリースで唇塗っちゃいましたよ!」
と、顔に似合わぬ?繊細な肌の持ち主の布村副事務総長。
加藤係長も、菅野さんも、お肌のケアを忘れずに、何かを塗っていた・・・・
トルコは、乾燥しますね。
午前6時25分、トルコ航空国内線に乗り換えて、離陸。
午前7時45分、アンタルヤ空港到着。
着陸して外に出るとき、前の座席の紳士と互いに顔を見合わせて、
「あれ、乗ってたんだ!」
と、久しぶりの再会に握手。
中国のIOC委員であり、現在はトーマス・バッハ会長の指名により副会長を務める、ウー・ツァイツェン(于 再清)氏。
さっそく、東京五輪組織委員会COOの布村さんを紹介する。
2020オリパラ東京大会を力強くご支援いただき、アドバイスもいただいたウーさん。
大阪外語大留学経験もあり、日本語も英語にも堪能。
アジア大陸の五輪運動をリードする大物。
空港を出たところで、すでに成田を出てから、15時間。
「スポーツアコード」事務局手配のバスで、ようやくホテルにチェックイン。
しかし、シャワーを浴びる暇もなく、部屋に荷物を置いてそのまま、会場である「スセシ リゾートホテル」へ移動。
トルコでも、地中海に面したアンタルヤ市。
その中でも、リゾートホテルの立ち並ぶベレク地区。
保養地。
バス移動しながら、
「これ、もしかして、去年の9月に、2020イスタンブール五輪が決定していたら、今回のスポーツアコード会議は最高の設定だったんだよね・・・」
と、招致委員会から引き続き組織委員会の国際部係長を務める加藤さんと、目配せ。
お目当ての会場まではバスで10分。
入口のアクレデテーションデスクへ向い、身分証明パスを取得。
これを首からぶら下げりゃ、出入り自由。
さっそく会場内を、探検開始。
「ヴィゼール会長の部屋に行ってみよう!」
とうろうろしていると、昨日、ASOIF(世界夏季五輪競技団体総連合)の理事に就任した、上智大学の師岡文男教授とばったり。
このスポーツアコード総会には、20年前から参加している、日本人では唯一のスペシャリスト。
世界フライングディスク連盟理事でもある。
したがって、この会場では関係者にはもっとも顔がきく日本人。
その師岡さんのご案内で、ヴィゼール会長の「プレジデントルーム」へ。
「馳さん、見てよ、このつくり。ヴィゼールらしいでしょ?」
と、ずらりと加盟団体の旗が両側に並ぶ廊下の奥に、豪華な貴賓室。
なるほど、欧州のスポーツ界を牛耳る、やり手のビジネスマンでもあるヴィゼールらしい。
悪く言えば、権力欲丸出し。
よく言えば、権威主義。
一説には、ルーマニアのチャウシェスク政権末期に荒稼ぎして、オーストリアに亡命し、ハンガリーのブダペストに拠点を置いてビジネスを成功させた立志伝中の英雄。
昨年のスポーツアコード会長選挙でも、ラグビーのラパセ会長を相手に回し、寸分狂いなく票読みをして、圧勝した男。
日本では、森喜朗会長と上村春樹講道館会長を後ろ盾に持つ、政治センス抜群の男でもある。
今回は、その森先生から、お土産とメッセージを預かってきており、それを直接届けることが一つの任務。
だが、忙しいヴィゼールが、アポなしで会長室を訪問してもいるはずがない。
入口の秘書官に、名刺と伝言を渡し、地階へ移動。
展示ブースが所狭しと軒を並べて出展されている。
その左一番奥の一角に、JSC(日本スポーツ振興センター)とJSTA(日本スポーツツーリズム推進機構)のブース。
こちらで中西優子さんや、中山哲郎事務局長など、関係者と合流し、ほっと一息。
中山さんからは、
「馳さん、JSCとJSTAが連携して、このスポーツアコードの東京事務所を設置してはどうですか?」
と声をかけられる。
「JSTAは観光庁肝いりですから、久保長官もイケイケですよ!」
と。
久保さんねぇ。
かつては民主党政権時代の鉄道局長として、北陸新幹線のフリーゲージトレイン導入で、森先生にこっぴどく叱られた久保さん、ね。
今は、観光庁長官として、安倍政権の成長戦略の柱の一つである「観光立国戦略」をリードする重鎮。
そっか、スポーツ振興とスポーツツーリズムとの融合こそが、観光庁の理念でもある。
それも、一案だなぁ・・・・名案かも!
こちらのブースには、なぜか札幌市の生島典明副市長もいらっしゃった。
「どうして札幌?」
「2017年、冬季アジア札幌大会の宣伝です。馳さん、2020オリパラ東京大会招致成功の勢いで、その6年後に冬季札幌五輪も招致してくださいよ~~!」
と発破をかけられる。
え!?
「そりゃ、ちょっと、凄いですね、意気込みが?」
と答えに窮していると、
「橋本聖子さんにもお願いしてますから~~~!」
と、あくまでも意気軒昂。
まぁね、聖子さんはJOC強化本部長ですし、日本を代表するJOCの顔ではありますが・・・冬季札幌五輪の再来、ねぇ・・・微妙。
そんなこんなで世間話を交わしてからは、場内の展示ブースを視察。
通訳と案内係の加藤係長(旧姓 門脇さん 日本フェンシング協会理事)と、
「そういえば、去年のこの会議は、五輪招致とか、レスリング五輪復帰とか、プーチン来訪とか、あわただしかったよね・・・・」
と、思い出花に花が咲く。
「だからこそ、毎年、この会議には、日本からも必ず顔を出しておかなきゃね。世界中のスポーツ最新情報が集まるんだから!」
と、深くうなずきあう。