小雨?
いや、粉雪。
一瞬、「こな~~ゆき~~ぃぃぃ・・・」という誰かの歌が唇に。
春はもう3月15日だというのに、まだ雪かぁ。
有矢秘書の迎えで、ドライブへ。
名古屋までの日帰り出張。
片道260キロ。
「さて、どのルートで行こうか?」
「東海北陸道は片側1車線ですから何かあったら遅れます。米原経由で!」
・・・ほやね、了解。
朝刊各紙を隅々まで目を通しながら、クリミア半島住民投票問題や、軽減税率の基準などに思いを巡らす。
養老SAでトイレ休憩と朝ごはん。
最近のSAはグルメ志向。
朝っぱらから、名古屋名物すがきやラーメン。
美味。
午前8時半過ぎには会場に到着。
第4回全国小学生女子ドッジボール大会。
会長として、開会式に出席。
この年代は女子のほうが成長が早く、投げる球筋も男子と変わらない。
各地区代表の緊張感あふれる表情がとりわけ素晴らしく輝いている。
でも、優勝するのはわずか1チーム。
応援団の保護者の皆様も、気合が入りまくっている。
西山副会長に促され、各チーム監督コーチ一人一人に握手で激励。
すがすがしくて、いいなぁ。
スポーツは、やっぱり、いい。
開会式後、森副会長と、京極理事長よりお願いあり。
「馳会長、今年の12月21日から、参宮橋のオリセンで女子だけの大会と合宿を行うんです、一泊二日で!」
「ほほぅ、そりゃいいね!」
「で、前日の12月20日の午後、研修会をやりたいんです、全体で500名参加の!」
「その講師をさがせっちゅうの?」
「その通りです。できれば、現役五輪選手で、団体競技の女子選手を紹介してください!」
「わかりました。じゃあ、サッカーかバレーボールかホッケーかバスケだな。要綱文書を一枚作ってくだされば、JOCにお願いしてみますよ!」
ということで人選は今後。
女子スポーツの底辺拡大をやりたいんです、とのこと。
素晴らしい。
しばし試合を観戦後、時間が来たのでとんぼ返り。
帰りは敦賀あたりのSAでたこ焼きと牛串でお昼ごはん。
午後2時過ぎには金沢に到着し、そのまま谷本候補の遊説に合流。
泉中学校の前で、遊説カーに合流し、本日もマイクを握ること1時間。
途中、笠舞3丁目交差点あたりで、
「ただいまより、猿丸神社を過ぎて、菊川地区に遊説に参ります~~~」
と名調子?でしゃべっていたら、
「だめだめ、代議士、猿丸神社でたまりがあるんですから~~」
と、遊説隊長の川村さんに叱られる。
「あ~~、ごめんなさい、猿丸神社に止まります *^^*」
と苦笑いしていると、もっと苦笑いで、待ち受けているたまりの責任者を見てびっくり。
奥田建さんではないか。
1年半前の総選挙で激しく争った奥田さん。
残念ながら政界からの引退を表明されはしたが、でも、この猿丸神社のすぐそばにお住いの奥田さんが集めたたまり。
よりによって、こんな大事なところでミスをするなんて…申し訳ありません。
「馳さん、今、通過します~~って言ってたでしょ!」
って、奥田さんの奥様のまりちゃんにまで睨まれてしまった・・・面目ない。
平謝り。
でも、二人並んで仲良く?遊説のマイクを握るのであった。
午後3時、選挙事務所に戻り、福村章県議、金原博県議と情報交換。
午後4時から、街頭演説3連発。
金沢駅前~武蔵~香林坊。
県内有数の人出の多い繁華街。
お騒がせします。
本日が選挙最終日、ということで、お詫びをしながらも谷本候補とともに、政策を力説。
・ 人口減少社会となった石川県の交流人口を増やす
・ 環状道路、金沢港、そして新幹線が3本の矢
・ 金沢の交流人口を、必ず県内全域に広げなければならない
・ 県立中央病院の高度先進医療の実現と、そのための建て替え
・ 金沢大学と連携しての医師確保
・ 石川版成長戦略で、新産業創出や、新商品開発や、販路拡大や、高度専門人材育成
などなど、これまでの実績を踏まえてのわかりやすい解説。
やはり、選挙。
政策を語れなくては候補者ではない。
批判ばかりの候補者陣営も多い中、現職としての強みは、具体的政策課題の提示と、推進。
・・・でも、新人はどうしても現職の否定から入らざるを得ないから批判も当然なんだけどね。
そうはいうものの、もう少し、財政健全化や経済成長との整合性のある政策を出してほしいものだが。
午後6時半、いよいよ片町スクランブル交差点。
選挙戦最終日の打ち上げとくれば、ここしかないでしょ。
国会議員、県議、市議、後援会、推薦団体。
総計30名を超える弁士。
さぁ、いよいよ総仕上げの演説をしようかと、連合選対本部長の馳浩がマイクを握ると、折悪しく、谷本遊説カーの、まさにその目の前で、赤信号に引っかかって立ち往生の、新人候補者の遊説カー。
・・・・あんまりみっともいいもんじゃ、ないね。
ここで打ち上げ演説会を谷本候補が開催してるのを知っててわざわざ乗り込んでくる無神経さ。
「選挙は正々堂々とやりましょうよ!」
とマイクを通じて呼びかけるはめに。
せめて、人としての、マナーを守りましょう。
午後8時ちょい前に、ガンバロー三唱で締めくくる。
不破県議の若々しいガンバロー三唱。
よく見れば、遊説カーの上にいるのは、谷本候補者を挟んで、岡田直樹と馳浩。
・・・・
もし、まんがいち、終わったことだけど、・・・岡田直樹が出馬していれば、この構図はなかったんだよなぁ・・・・と、頭をよぎるのであった。
遊説終了後は、事務所に戻って、マイク納め式。
谷本候補より、事務所スタッフや遊説スタッフに対して、心よりの御礼のごあいさつあり。
最後に、もひとつ気合付のガンバロー三唱の発声をしたのは川村エージェンシーの川村社長。
「いや~~ありがとうございます」
と、お礼の握手を「両手で」されて、川村社長もいたく感激。
3年前、辰巳ダム竣工式典で、知事側近に「知事が通ります~~」といっていきなり突き飛ばされた川村社長。
以来、
「いつの日か仕返ししてやる!」
と心に秘めていた恨み?も、少しは癒えたかな?
何はともあれ、無事故で17日間の選挙戦を終えました。
ありがとうございます。