はっ、と目が覚めたら朝5時だった。

深夜にかけて、断続的にテレビの五輪中継を見ていたはず。

でも、寝てしまっていた。

・・・さて、日本チームの成績は・・・・

女子ジャンプの高梨さらチャン、4位。

気丈にインタビューに丁寧に答える姿勢がすばらしかった。

親御さんの指導の賜物だろうか。

立派だ。

アスリートの鏡。

4年に一度の競技は、当日のコンディションが左右するもの。

世界トップレベルでは、それはほんのわずかな差。

運が良ければそれでよし、風などの条件が悪ければ、それもまた運命。

それを受けとめることのできる17歳の沙羅ちゃん。

素晴らしいアスリート。

でも、心は傷ついているはず。

心のケアを、関係者にお願いしたい。

長い人生のためにも。

マスコミのおもちゃにしないでほしい。

・ そして、男子スノーボードハーフパイプ。

平野が2位、平岡が3位。

15歳と18歳。

はにかみながらインタビューに答える二人もまた、好感が持てた。

「実力を出し切ることができた」

と言い切れる充実感があったし、それがメダルにつながった。

「いつもの実力を出し切れば、メダルを狙える」

というところまで強化を担当してきたスタッフと、ご家族と、何よりも本人のセンスと努力に敬意を表したい。

8時、環境部会・温暖化調査会。

地球温暖化対策のための設備や器具などへの「環境ビジネス案件」への、国の助成措置や税制優遇について説明あり。

「建築資材への助成や税制優遇はありますか?」

と指摘。

それは、国交省の住宅局や建築土木の分野の話だと、いなされてしまう。

ん?

地球温暖化対策の環境案件なんだから、そういうのも環境省でカウントしてよ、トータルで。

また、

「金融機関の環境ビジネスへの融資や出資が、改修の不安があり、審査が厳しい・・・」

と、金融庁がこれまでの環境案件へのファンド実施の実績不足を指摘する。

「それこそ、金融庁の指導で、環境ビジネスを軌道に乗せるよう、知恵を出さなきゃ。金融機関に率先してそういうサービスや商品を買わせるとか!」

と、金融庁の優越的地位の濫用をつい、口走ってしまうのであった。

でも、環境ビジネスを産業として自立させる分野を育てようという「目利き」がいないとダメなんじゃないの?

9時、幼児教育小委員会に向けての関係者打ち合わせ。

10時、文化庁の高橋記念物課長ご挨拶。

10時半、文科部会&幼児教育小委員会インナー会議。

今後の戦略を調整。

午後1時、東京都庁へ。

布村幸彦2020オリパラ大会副事務総長と、そして加藤さん(旧姓 門脇さん)と懇談。

「雑賀さんがソチから帰ってきたら、飲みに行こうよ!」

と、酒豪の布村さんをお誘いするのであった。

午後2時、党本部にとんぼ返り。

法制局と、厚生労働省の労働基準局担当者と、「過労死等防止対策基本法(仮称)」に関する打ち合わせ。

論点整理。

午後3時、自民党岡山県連青年部中央研修会。

講演テーマは、「2020オリパラ東京大会招致と、これからの日本社会」

午後4時から8時まで、本部長室にて執務。

電話やら、面談やら、取材やら、石川県知事選挙やら、新幹線白山新駅やら・・・・

次から次へとやらなければならないことが・・・・

午後8時過ぎ、マスコミの皆さんと、勉強会を兼ねた晩ごはん。

焼き鳥。
午後10時、終了。

地下鉄銀座線を乗り継いで帰宅。

読書。

「なぜ東京五輪招致は成功したのか?」

松瀬学 著。

扶桑社新書、740円。