「ところで、JAPANハウス、せっかく予算を組むんだったら、もっとほかにも使いようがあると思わなかったか?」

と鮫島さんと久木留先生に意見を求めると、

「どうしてJAPANハウスの中でチケット販売するんですかね?意味なくないですか?」

と、鮫チャン。

「え?あそこで競技観戦チケット販売してたか?」

「してましたよ、そのために旅行業者派遣の職員がずっと座ってましたから・・・・」

「だって、JAPANハウスに入れる人って、すでにチケット持ってる人じゃないのか?」

「そのはずですけど。おそらく、旅行会社で確保したチケットの余分をあそこで売ってるんだと思いますけど・・・・」

それって、本当にチケットを欲しい人に、事前に日本国内で、適正な価格で販売しなけりゃいけないんじゃないの?

何でそんなことするんだろう?

それに、JAPANハウスというからには、情報発信基地でもあり、情報を共有し、分析するための起点でもなければならないはず。

にしては、マスコミの出入りが少ないし、各国との連携ができていない。

IOCメンバーを頻繁にお招きしてイベントしたり、2020東京大会の宣伝をしたり、東京都の担当職員が常駐していたりと、もっと発信の仕方があろうかと思うのだが?

スポーツ外交の戦略的拠点とすべきだろう。

国会に戻ったら、下村大臣と、あらためて予算の効果的な使い方について、議論してみたいところだ。

・ およそ50分ほどの懇談をし、ホテルに戻り、午前8時より、朝食。

またまた久木留先生と、鮫島さんとで、情報交換しながら朝食。

そのうちにミズノ顧問の上冶さんや、水野社長もお見えになり、5月の世界卓球の外交的な課題などについても情報交換。

ひとつ、重要な課題あり。

・ 朝食後は、いったん休憩。

午前10時半、ホテルロビー集合し、チェックアウト。

その間、東京の遠藤利明代議士に電話連絡すると、

「こっちは記録的な大雪で、まだ成田空港に到着してないよ~~~~!」

と。

そんなにすごいのかな?

一足早くにソチに来ていてよかった。

と同時に、俺、2月10日の朝8時半に、ちゃんと成田空港に着陸できるかな?

それに、10日の夕方には、羽田空港から小松空港へ移動しなきゃいけないんだけど・・・

大丈夫かな?

モスクワ経由で成田へ、無事の旅路を祈る。