フランクフルト空港には、現地時間で午後4時30分到着。
東京は何時だろ?
おそらく、2月6日の深夜であろうことは想像に難くない。
空港での乗り換えトランジットのご案内役は、現地JAL職員のローラさん。
ドイツ国内に入るわけではないので、入国審査はせずに、JALラウンジで一服。
およそ6時間、仮眠をして待機。
CNNヘッドラインを観ながら、ドイツビールをいただいて、のんびり。
東京からのニュースで、偽装作曲家の問題が大々的に報道されていた。
耳が聞こえないはずだったのに・・・美談が一挙に悲喜劇に。
フランクフルト時間午後10時35分、再出発。
翌朝(現地時間2月7日)午前5時すぎ、ソチ空港到着。
実際の飛行時間は3時間。
時差を考え始めたが、ま、いいやそんなこと。
考えると寝られなくなるから。
空港一階のターンテーブルから荷物を無事にピックアップして外に出る。
と、JSCの鬼沢理事や、菅井さんがお出迎えに来てくださっていた。
感謝。
空港からホテルまでは、わずか15分。
午前6時にはプリチャードホテル208号室にチェックイン。
真っ暗。
ここはJSC拠点。
さっそく、206号室で寝ていた久木留先生を叩き起こし、ご挨拶。
「6時半から朝練習!」
と、有無を言わさずに、旅装を解いて、着替えてジョギングへ。
これも、専修大学レスリング部の掟。
時差と長時間のフライトで疲れ切った体を、ジョギングで目を覚ます。
黒海ぞいのリゾート地帯を軽く走り、河口から川沿いに市内へ。
海岸沿いは、24時間営業のマクドナルドだけが、光を放っていた。
朝まだ早いソチ市内の様子をチェックしながらのジョギング。
やはり、五輪開会式の当日でもあり、市内あちこちで清掃の職員がもう立ち働いていた。
およそ50分のジョギング。
ミズノの中村さんも合流。
中村さんは、早稲田大学陸上競技部出身で、星稜大学の大森先生の一つ上の先輩だとか。
ジョギング終了後、シャワーを浴び、着替えて、1階のレストランでビュッフェスタイルの朝ご飯。
あれ?
高須クリニックの高須先生もいらっしゃるぞぉ?
なんで?
成田空港で買ってきたバッテラや太巻きずし、そしてお吸い物を久木留先生と分かち合いながら、情報交換。
専修大学から一年限定でイギリスのラフバラ大学へと短期留学中の久木留先生。
JOCの国際情報戦略部長でもあり、JSCの担当部長でもある。
2020オリパラ東京大会に向けて、日本代表チームの強化戦略を査定するにはうってつけのキャリアを積み重ねてきた久木留先生。
3月で短期留学期間は終わるが、帰国後は、これまでのキャリアを生かしての、スポーツ戦略に取り組んでもらいたい逸材。
期待しています。