代々木第2体育館。

天皇杯全日本レスリング二日目。

ひな壇に座って、となりの福田富昭会長と談笑。

そしたら、思い出したように、ぽつり。

「おい馳、昨日お前に話したことで、ある人から連絡があったよ」

「それって、JOC助成金の件ですか?」

「そうだよ、3分の1補助の負担とか、NFの事務費の問題だよ。そういう問題があるんですか、スポーツ界は!って、心配してくれてたよ。意外と見てる人いるんだな。お前のプログ!」

「プログじゃなくて、ブログです。」

そしたら隣にいた高田裕司専務理事からも、JOCの課題がいくつか出てくる。

「強化本部長の橋本聖子ちゃんも、担当理事のサッカーの田嶋さんも、忙しくってまだ2回くらいしか強化本部開催できてないんだよな・・・」

「そりゃ問題ですね」

「だからさ、7年後の東京五輪に向けて、総合的な強化体制を作らなきゃ、ね」

「おっしゃる通りです。でも、来年2月に発足する組織委員会の中で、横の連携もできてきますから、それからですね。あとは、ソチ五輪をとにかく無事に乗り切って、そしてリオ~ピョンチャン~東京、という流れでしょうし。でも、2回は少ないですね、9月7日からもう3か月も経ってるのに」

「大丈夫かなぁ・・・」

と心配する高田専務理事は、JOC理事でもある。

・・・

スポーツ界は多忙な季節ではあるが、2020に向けて、中期構想が必要なタイミング。

強化はその軸。

さて、本日は、全日本選手権二日目であり、有馬記念。



中山競馬場は大観衆の様子。

オルフェーブル一色。

強いなぁ。

引退試合だし。

森喜朗元総理も中山競馬場に顔をだし、楽天の田中マー君と歓談していらっしゃったそうだ。


いいなぁ、スポーツは。

本日の専修大学レスリング部関係は、

・ グレコ74キロ池澤は、井上に完敗。

練習不足。

しかし、4年間ご苦労さん。

・ OBの馬場祐太郎は、2回戦敗退。

減量が堪えたか?

・ フリー74キロの木村も、いいところなく完敗。

左足を取られっぱなし。

同じ技で何回もやられるなんて、そりゃ、ダメでしょ。

気持ちの問題。

・ フリー96キロの雫田も、手足の長い中井に完敗

正面からの両足タックルを突破口にすべきところ、片足タックルにこだわって、
いなされて、負けた。

戦略不足。

リーチの長い粘り強い選手には、どう攻めるべきかの戦略ができていなかった。

スペースを詰めて、いかに正面タックルで、追い込めるか。

そのための組手ができていない。

やみくもに頑張ればいいってもんじゃない。

そこを考えるべきで、それが勝ち抜く力。

夜は、平成26年、専修大学レスリング部納会。

OB会主催。



加藤喜代美OB会長のごあいさつの後、乾杯。

1,2年生は、当然飲酒禁止。

3.4年生は、この納会が一つのお楽しみで無礼講。




OB会からの表彰は、

最優秀選手賞 北村ゆうま

優秀賞 与那覇りゅうた

敢闘賞 近藤たつや

努力賞 吉田たくろう

そして来年の新体制は、

主将 木村まさき

副将 魚住しょうご

寮長 大角しゅん

主務 桑原あきよし

副主務 寺山しゅうへい

学連 門澤たかあき

学連 近藤まさき

学連 伊藤和真

以上、頑張ってほしい。

学生レスリングは、教育第一。

強化は、日常生活と裏表。

自立と自律を目標に、

「考えて行動する、地道に実践する、規律に従う、マナーを守る」
そういうチームにしていきたい。

歩いて帰る。

そしたら、近所の「ラーメン嚆矢」の前で、おりんさんと遭遇。

「何してるの?」

「パパは電話してるの。おりんさんは?」

「ディズニーランドの帰り」

「そっか、韓国の留学生のご案内だったんだね。じゃあ、ラーメン食べようよ!」

「やだよ、太るよ!」

「そういうなよ、おじさんと一緒にラーメン食べようよ・・・」

という会話を聞いていた人は、どういう会話かと思うだろう。

女子高生をナンパするおじさん?

「じゃあ、ちょっとだけね、きゅうりだけ食べるよ!」

というおりんさを誘って、トマトピクルスとどぶろくとラーメンで晩御飯。