いつも通り、午前4時起床。
スマホでニュースチェック。
・ 北朝鮮の政権ナンバー2・張成沢氏、処刑。
残念。
権力闘争か。
何があった?
政権ナンバー2にして、後見人であった人物の失脚。
独裁極まれりか?
どうなる、北朝鮮。
・ 猪瀬都知事、いよいよ窮地。
都議会総務委員会の一問一答質疑で、説明が二転三転。
5000万円もらってから自宅にそのまま帰ったはずが、事務所に寄っていただとか、選挙のための借入のはずが個人的借金だったとか、貸金庫は前日に借りただとか・・・
馬脚を現した。
頭隠して尻隠さず。
自業自得。
可哀そうだが、如何ともしがたい。
年内に道義的責任を取って、辞職したほうが良い。
来年の当初議会で、平成26年度予算審議、させてもらえないよ、今の説明じゃ。
決断できるか?
・ 維新の党 東国原英夫(そのまんま東)氏、離党&議員辞職。
こらえ性がない。
政党政治は生き物。
自己主張ばかりでは、成り立たない。
首長転身か?
午前7時半~8時45分まで、ジョギング。
アテネの町は、そりゃさすがにパリやジュネーブやデュッセルドルフに比べて、温かい。
丘の上、パルテノン神殿(アクロポリス)を拝みながら?街中を走り抜ける。
ゼウス神殿周辺で折り返し、帰ってくる。
シャワーの後、バナナ2本、ハム3枚、コーヒーとオレンジジュース、カステラパンで朝食。
すべて、街中のキオスクで買ってきたもの。
9時45分、宿舎出発。
ギリシャ大使館より、上田参事官、田中派遣員随行いただく。
感謝。
10時、パナシナイコスタジアム 視察。
第1回近代五輪メインスタジアム。
今じゃ観光施設。
もったいないというべきか、いやいやスポーツ遺産としての価値ありとみるべきか。
でも、使わなきゃ、大いなる税金の無駄。
新国立競技場も、そう。
ちょっと走ってみる。
五輪の際は、毎回ここで聖火引き継ぎ式がなされる。
東京大会まであと7年。
11時半、フレンドシップ&ピーススタジアム 視察。
2004年アテネ大会の競技場の一つ。埋め立て地。
五輪ではバレーボール会場だったが、今は欧州チャンピオンを争う有名バスケットボールプロチーム「オリンピコス」の拠点。
スポーツ記者で、今は職員のおしゃべりパノスさんが案内してくれる。
ちょうど、オリンピコスの選手と監督が、マンツーマンで練習中。
その隣の観客席に座って、パノスさんに単刀直入に質問。
「運営費は黒字ですか?」
「赤字です」
「どうして?」
「国家公務員である職員が90人もいますし、オリンピコスの使用料が安いからです」
「もっと高い契約すれば?」
「それは、政治家も絡み、無理です」
「じゃあ、イベントを増やせば?」
「一年で一番書き入れ時のこの12月から、オリンピコスの会場利用があいまいで、他の用途に貸せないんです」
「どうして?」
「リーグ戦の勝敗次第で、欧州チャンピオンズカップ出場が決まるかどうか、12月21日に決まるんです。欧州カップが決まれば、専有ですから!」
「選手の契約金は高いの?」
「いちばん稼ぐ選手の契約金は、この会場の年間運営費の8倍です!」
「・・・・それって本末転倒じゃないの?ソクラテスやプラトンやアリストテレスが聞いたら、なんちゅうと思う?」
「・・・・おっしゃる通りです。このオリンピコスとライバルであるパナイシコスのオーナー同士が、大金持ちだから、ポケットマネーで補填しています!大金持ちの偉大なる趣味のようなもんです・・・」
「そのせいで、多くのマイナースポーツが割を食ってるんじゃ、スポーツ振興とは正反対ですよ!」
「そうです。フットボールとバスケットボールの2大メジャー競技はプロとして成り立ってますが、それ以外のスポーツ振興予算は、アテネ五輪のあとの財政悪化で極端に減額されました」
・・・・
パノスさんと1時間以上も話し込んだだろうか。