3時56分起床、スマホでニュースチェック。
軽減税率について、自民党と公明党で折り合いがついたようだ。
「10%時に軽減税率導入」
玉虫色の表現。
永田町用語、とも言うが。
10%引き上げ時から、即、軽減税率適用を求める公明党。
手続きの煩雑懸念や代わりの財源を求め、ゆずらない自民党。
最終的には、小規模小売事業者の、
「事務作業が膨大であり、いきなり導入には反対!」
という声も参酌したようだ。
また、今からシステム構築では再来年10月に想定される10%への増税時期にはシステム改変が間に合わない。
そのことも踏まえ、玉虫色の表現となった次第。
しかし、低所得層対策として、課題も多いが、一定の基準での導入は必要。
それが、税というものではないか。
税は政治。
忘れてはならない。
午前6時から7時まで、ジョギング。
デュッセルドルフ市内はまだ、暗闇。
ショーウィンドウのクリスマスセールのデコレーションを眺めながら、汗を流す。
とちゅう、道に迷ったりしていったり来たり。
尖塔のある教会を目印に、なんとかホテルにたどり着く。
いつの間にか迷い込んだ道路工事現場のごみ出しのおばちゃんに、
「あんた、ここ、道じゃないよ!」
と言われて平身低頭。
ホテルに戻り、着替えを済ませ、コーヒーでもいただこうかとコーヒーメーカーの電源をONにした瞬間、部屋中の電気が切れる。
真っ暗。
ブレイカーがあがったみたい。
こりゃ いかんともしがたい。
もうお風呂も入ってパッキングも済ませていたので、背広に着替えるだけ。
暗闇を手探りで着替え、忘れ物がないかを確かめ、部屋を出る。
ちょっと怖かった。
8時、ホテルチェックアウト。
わずか半日の滞在だけれど、とてもよくしていただきました。
さすが、nikko。
8時半過ぎにはデュッセルドルフ空港に直行。
わずか15分。
こんなに街中から空港が近いなんて。
だからか、交通要所としての便利さゆえに、日本人在住者も欧州で3番目に多い。
空港にはなぜか、キリンの親子の巨大モニュメント。
なんで?
チェックイン後、お土産を買ったり、パソコン操作。
10時45分発のルフトハンザ機(LH 077)で、フランクフルトへ。
11時40分、フランクフルト到着。
総領事館の舟木さんと神田さんがお出迎えに出てくださる。
感謝。
こちらで乗り換え。
パソコンをしたり、同世代の3人で世間話をしたりして過ごす。
午後1時半のルフトハンザ機(LH 1282)で、アテネへ。
午後5時15分、アテネ空港到着。
大使館から、上田さん、田中さんがお出迎え。
ありがとうございます。
6時45分、アテネ インタコンチネンタルホテルにチェックイン。
こちらでわざわざ出迎えてくださったのが、オリンピック担当大使としてこの半年間を支えてくださった西林ギリシャ大使。
オーストリア&ウクライナ出張にもアテンドしてくださり、なんと、経費の領収書計算までしてくださった、音楽を愛する大使。
この秋からは、ギリシャに赴任。
昨夜は現地で、天皇誕生日レセプションをしたばかりだとか。
そんなお忙しい日程の中を、わざわざお出迎えしてくださり、感謝、感激。
さっそくオリンピックの裏話を交えて、談笑。
午後7時半より、内輪の夕食会。
日本食レストラン「YAMATO」へ。
西林大使、馳、上田さん、田中さん、清水さん、益子さん。
現地情勢分析の、情報交換会。
ギリシャビールに、ギリシャワイン。
つまみの刺身は、イカも大トロも、抜群に美味しい。
さすが、地中海に面した海洋国家。
ちなみに、肉じゃがも、茄子味噌田楽も、絶品。
肉は固かったけどね。
午後10時、お開き。
インタコンチネンタルホテル944号室に戻り、部屋の窓を開けてびっくり。
バルコニーから、目の前に、パルテノン神殿が見える。
思わず両手を合わせて拝むのであった。
・・・アテネは古代五輪発祥の地。
明日の五輪施設視察は、
「2004年オリパラアテネ大会その後~五輪レガシーは市民生活に根付いているか~」
というテーマで、利活用状況を確認してきたい。