おりんさん、16歳の誕生日。
おめでとうございます。
さっそくLINEでおめでとうメールと、ジュネーブの風景を写メール。
・・・便利な世の中になったもんだなぁ。
4時11分起床。
資料整理、そしてパソコンで日本のニュースをチェック。
猪瀬都知事、都議会総務委員会で疑惑追及を受けている。
事実は一つ。
いつまでも隠し通せるものではない。
5000万円授受の道義的責任が問われている。
もう、政治家としての信頼は、ない。
年内にでもけじめをつけるべきではないか。
この人が、東京五輪開催の契約書に署名をしたのかと思うと、悲しい。
午前7時より8時過ぎまで1時間、ジョギング。
霧に煙るジュネーブの街並み。
映画のワンシーンのようだ。
吐く息は白いけれど、胸躍る。
ホテルに戻って、一息。
9時40分、ケンピンスキーホテル玄関前ロビー集合。
通訳の村中ちづ子さん、そして文部科学省より日本政府代表部に出向中の石田さんが出迎えてくださり、出発。
10時、UNOSDP事務局表敬訪問。
マレン・クローゲル事務局長、スタッフのベンさん、そしてインターン生の丸山さんがミーティングに参加してくださる。
感謝。
お互いに自己紹介の後は、今後のUNOSDPと日本とのかかわり合いについてミーティング。
① 来年1月20、から11日間の予定で、東京で開催される「UNOSDP主催第8回ユースリーダーズキャンプ」には、レムケ代表&スタッフのベンが出席する。
② 馳はレムケ代表と要人会談(安倍総理、岸田外務大臣、下村文部科学大臣)のセットをサポートする。
③ JICAの西原マリオさん(女性)、JSCの山田いつきさん(女性)が、UNOSDPの日本側窓口(パートナー)で、サポートしてくれている。
④ UNOSDPとIOCとは、人材交流、人材育成、そしてスポーツを通じての開発や、青少年教育や、イベント開催や、人権保護にともに取り組んでいる。
⑤ 日本側がスポーツ庁を作るならば、国際交流の意義からも、十分連携できる。
⑥ 来月から2年間の予定で、JSCの山田いつきさんが、UNOSDP事務局に派遣される。
⑦ 五輪プレゼンで日本がIOCに約束した「スポーツフォートゥモロー事業」の推進には、理念を共有できる。
この組織ができたのは、2001年。
レムケさんは2代目の代表。
レムケさん自体は、ドイツのブンデスリーガで成功を収めた、伝説的なGM。
そのマネジメント能力とスポーツを通じて世界平和に貢献する理念が評価されての、代表とか。
まだ若い組織。国連本体とは財政も別建てであり、資金力も脆弱。
しかし、国連の理念を具現化するうえで、重要な役割を期待されていることがわかった。
IOCとUNOSDPの連携は、退任されたジャック・ロゲIOC会長の功績の一つ。
「国連とスポーツ、貧困克服とスポーツ、開発行為とスポーツ」という概念で、オリンピックムーブメントに膨らみを持たせた。
IOCが世界平和に貢献する活動の拠点事務所といっても過言ではない。
なんとしても、スポーツ庁設立の際は、連携をしたい相手。
スポーツ庁には国際部が必要であり、その中で、「IOC」「スポーツアコード」「UNOSDP」「IPC」との連携は最重要。
人材育成も、そして、スポーツ外交も担う組織が必要。
その役割を果たす使命も能力も、日本にはある。
そう確信する。
スタッフのベンさんとは、来年1月20日から国立代々木オリンピック青少年センターでの再会を約束する。
日本人スタッフの丸山さんにも、今後のサポートをお願いする。