終了後、午後1時半、エッフェル塔近くのパリ日本文化会館へ。
今まさに、国際交流基金主催の、「KANAZAWA」展開催中。
じつは、今朝のジョギング中、「KANAZAWA」と大書されたポスターを見つけたのがここパリ日本文化会館。
10月中旬から、来週までの2か月間の特別展示会だそうで、
「馳さん、この展示会、2か月で8000人を超える来場者です。5000万円はかかってるんですよ!」
と、竹内佐和子館長に耳打ちされ、びっくり仰天。
最近、「5000万円!」と聞くと、びくっとするよな・・・
「どうしてまた、パリで金沢なんですか?」
「そりゃ、ねぇ、リアルJAPANの代名詞は、今や京都や東京じゃないのよ。本当の日本文化の精神的な価値観を町ぐるみで大切にしてるのは、金沢なのよ!」
と竹内館長におっしゃっていただき、大感激。
自分の住んでいる町「金沢」のことを、他人から、それも海外において高く評価されるのって、ちょっと自慢?!
時間のない中での視察だったが、居合わせた見学者の皆様がまた、大物揃い。
外交評論家の磯村尚徳さん。大原美術館の高階秀爾館長。NEC名誉顧問の佐々木元さん。
それぞれのみなさんには、
「わたくし、金沢市選出の国会議員の馳浩と申しまして・・・」
とご挨拶。
そしたら、どこかで見覚えのあるご婦人が、声をかけてくださる。
「もしかして、馳さんじゃありませんか。わたし、馳さんのラジオ番組のゲストに呼んでもらったことあるんですよ!」
とおっしゃる女性は、おお、荻野アンナさん。
はいはいはい、確かに覚えております、あのころはプロレスラー時代でしたが・・・・
荻野さんは、今は慶應義塾大学 文学部教授。
まさか、この歴史的なKANAZAWA展示会の会場で再会できるとは、これいかに。
感激の再会。
本当に、すばらしい展示会であった。
さっそく、山野之義金沢市長にメールで報告。
視察が伸びたので、お昼ご飯は、わずか15分。
街中のファーストフードのお店で、ブルーワーカーに交じって、ギリシャ風シシケバブとペプシコーラ。
これがまた抜群に、美味しい。
お店を教えてくれた、大使館車ドライバーのマリノスよ、ありがとう。
15時から16時半、パリ郊外にある、フランスラグビー協会訪問。
事務局長のジルが対応してくれる。
森喜朗日本ラグビー協会会長が訪仏時も、このジルがつきっきりで案内してくれたらしい。
ここはフランス代表チームの強化拠点でもある、ラグビー村。
宿泊棟も、ミーティングルームも、エリート選手のための学校も、リハビリ施設も、もちろんウェイトトレーニング場も、屋根つきのコンディショニングラグビー場まで、至れり尽くせり。
ここを参考にして、日本サッカー協会の田嶋専務理事も、福嶋にJヴィレッジを作ったんだとか。
静謐な森の中に、巨大な敷地のラグビー村。
フランスラグビーの層の厚さを感じるとともに、これって文化の一つだな、と感じる。
日本における武道のようなものか?!
夜は、またまた久木留先生をお招きして、情報交換会。
森喜朗先生御用達の「ひょうたん」。
安くておいしい。