夜中の一時に目が覚める。
時差だ。
二度寝して、さらに朝方4時50分に起床。
もう起きよう。
スマホでニュースチェック。
① みんなの党、本日分裂。
マスコミ関係者からのLINEによると、本日は14名が離党し、江田新党に合流するらしい。
・・・またか。
12月の分裂劇は、政党交付金目当て。
したがって、政党助成金制度ができて、小選挙区制になってからは、毎年12月になると、新党劇場が繰り広げられてきた。
民主党、維新の会、みんなの党、生活の党、みどりの党っていうのとか、新党改革とか、みらいとか、いろいろあった。
雨後の竹の子。
できてはつぶれる、芯の無い新党ごっこがまた始まろうとしている。
これで本当に政界再編ができるのか?
政党は、政策実現のための集合体。
したがって、そもそも、
「自民党に対抗する確かな野党勢力結集」
というのだったら、共産党を見習えと言いたい。
そうではなくて、現実的に政策を実現するのだったら、与野党に関係なく、「パーシャル連合」しかないはずだ。
それを、国会運営の駆け引きに有利かどうかだけで判断してはならない。
ましてや、あいつが嫌いとかいうそれだけで離合集散が決められている気がしてならない。
みんなの党分裂劇も、
「渡辺か江田か」
の、ただそれだけとしか映っていない。
午前8時過ぎから「ごちそうさん」。
パリのホテルの部屋で、セーヌ川を見下ろしながらのNHK朝の連続テレビ小説。
ヒロインと義理の姉との微妙なおかしさが漂う掛け合いが、何とも心地よい。
嫁いびりから、ちょびっとずつ、心の通い合う「いびり」になってる気もするが。
で、兄嫁はいきなりのプロポーズに、どうなるのか?で、つづく。
ん~~、面白い。
午前8時半より9時半まで、ノボテルパリス周辺を、1時間ジョギング。
早朝のセーヌ川。
川に架かる橋の欄干によりかかって、エッフェル塔や枯葉や電車など、あちこちを眺める。
パリという街も、この川と枯葉とあってこそだよな、としみじみそう思う。
自由の女神像も見える。
犬の散歩中のご婦人や、ジョギング中のおじさんおばさん。
この時間帯、若い人は足早に職場に急ぐ。
エッフェル塔周辺は、まだ観光客もなく、静かな朝。
ホテルに戻り、シャワーを浴びてから、安倍総理の緊急記者会見を拝見。
全国民に見ていただきたい記者会見だった。
この記者会見で、特定秘密保護法案の真実が伝わってほしい。
10時25分、大使館車にてホテル発。
運転手はギリシャ出身のマリノス。
田中書記官、岸書記官(通訳)同行。
11時から12時50分まで、INSEP(フランス国立スポーツ研究所)=日本でいえばJSC(日本スポーツ振興センター)視察。
パトリシア女史(ジーン・ピエール所長の片腕事務長兼国際部長)の案内で、広い敷地内を視察させていただく。
ゴルフのカートに乗せていただいて。
新体操~体操~バドミントン~フェンシング~男女レスリング~バスケットボール~陸上~ウェイトトレーニング場~テコンドー~柔道~アーチェリー・・・・・
さまざまな競技場とともに、政策研究所や、食堂や、カウンセリングルームや、リハビリ室や、アンチドーピング室や、託児所や、エリートスクール寄宿舎や校舎などなど、強化やセカンドキャリア育成にはなくてはならない施設ばかり。
「ここと日本のJSCとが協定を結んで協力し合えば、さらに両国のスポーツの価値観が高まるんじゃないかな?」
と、そう思う。
レスリング代表チームのコーチからは、
「来年7月に、韓国か日本に強化合宿に行きたいと思ってるんだ!」
と言われたので、
「日本のナショナルトレーニングセンターなら、いっしょに合宿できるよ。日本代表チームか、強豪大学か、自衛隊や警視庁とか。宿泊施設もあるし。いかが?」
と誘い水をかけると、国際部担当のチームコーチが、
「じゃあ、日本レスリング協会にメールを送るよ!」
というので、
「福田会長か、馳副会長あてにメールしてください!」
とお伝えする。
7年後に向けて、こういう連携を一つずつ積み重ねていきたい。
イギリスもそうだが、フランスのトップアスリート強化策には学ぶことが多い。
ぜひ、連携をしたいのがこのINSEPだ。
途中、日本スポーツ振興センター(JSC)から派遣されて、デュアルキャリアについてミーティング中の野口博士や久木留博士と、合流。
最後には、多忙なピエール所長と15分間のミーティングもさせていただく。
「7年後の東京五輪成功に向けて、そして、2024年のパリ五輪を視野に入れて、お互いに連携を深めよう!そのためにも、国内外におけるスポーツの価値観を高めていこう!」
と約束。