本日より、自民党五輪実施本部長としてヨーロッパ出張へ。
2020東京大会招致活動の御礼とともに、7年後に向けての情報収集が目的。
今朝は4時起床、ニュースチェック。
特定秘密保護法を受けての、法施行までの1年間が重要。
そういう指摘が多い。
2重3重の監察規定の担保とともに、国民の知る権利への配慮。
報道機関が過度に委縮しないような配慮。
と同時に、NSCで取り扱う「特定機密」については、やはり、ちゃんと指定の基準と理由明確化、保持のルール、解除のルール、公表のルールが運用されなければいけない。
ニュースチェック後、ヨーロッパ出張のパッキング。
昨日のうちに荷物整理はしてあったのだが、それをスーツケースに入れるのは、テトリス状態。
プロレスラー時代から、意外とこれが好きだったりする。
パッキングしながら、隣りの部屋でベッドで丸くなっているおりんさんをいじったりする。
おりんさん、来週からは期末テスト。
中間テストでの失敗を挽回できるか?
頑張ってください。
8時半、天野秘書の迎えで成田空港へ。
日曜日の朝、首都高速は空いている。
10時前には成田に到着。
ラウンジで梅こぶ茶。
11時、成田空港発のJAL405便搭乗。
JOCの竹田会長ご夫妻も同じ便。
娘さん?のような奥様とは、ブエノスアイレス以来。
相変わらず、お美しくて、快活で、素敵な奥様。
いつも出張にご同行されお疲れ様です。
ラウンジから搭乗ゲートへと歩きながら、竹田会長と情報交換
「IOCの会議ですよね?」
「そうです、パリ経由でローザンヌに直行します。はせさんも今日からヨーロッパに行くっておっしゃってたから、同じ便かなと思ってました。」
「私はパリでギー・ドリュー委員とお会いしてから、ジュネーブとローザンヌに参ります。ところで、組織委員会のトップ人事の件ですが・・・・」
「猪瀬さん、都議会でどうなりますかね・・・・・」
「それはねぇ・・・法的に切り抜けられても、道義的には持ちませんよ。発言権も低下しています。したがって、竹田会長の責任は今まで以上に重くなりますよ。」
と、激励。
来年2月には組織委員会を立ち上げなければならない。
それは、IOCとの約束であり、遅らせられない。
オリパラ東京大会を開催するのは、東京都と、JOC。
IOCの契約書にサインしたのは、猪瀬都知事と、竹田会長。
その猪瀬さんが5000万円(不正?)受給問題で政治生命を失いつつある今、竹田会長の発言力に期待する声は日増しに高まっている。
組織委員会のトップ人事をはじめ、竹田さんのリーダーシップは依然にも増してよりいっそう、求められている。
シャルル・ドゴール空港へ。
フライト12時間半。
機内で映画鑑賞。
「少年H」「REDリターンズ」「キックアス/ジャスティスフォーエヴァー」・・・・
REDリターンズが、いいね。
日本に帰ったら、また見てみたい。
フランス現地時間、午後3時30分、シャルルドゴール空港到着。
朝青龍そっくりの大使館の森川さん、そして派遣員の吉田さん(元外資系銀行員)にお出迎えをいただき、パリ市街地を巡りながらホテルへ直行。
凱旋門やエッフェル塔など、とりあえず観光地をさらっとめぐる。
午後5時半、ノボテルパリスにチェックインし、すぐにウェアに着替えてエッフェル塔までジョギング往復35分。
午後7時より、ノボテル4階の日本食レストラン「弁慶」にて、晩ごはん。
大使館より、藤原公使、森川公使参事官、田中書記官、吉田派遣員。
そして、留学中のイギリスから偶然視察にやってきていた、JOC情報戦略部長の、久木留 毅専修大学教授も合流。
「久木留先生は、どこのホテルに泊まってるの?」
「ここから地下鉄で50分くらいのところのビジネスホテルです!」
「ええええええええ、悪いなぁ、無理やり呼んじゃって(いつものことだけど)。」
「いえいえ、とんでもございません!」
と、いつも笑顔の久木留先生は、不肖馳浩の元秘書。
今回もよろしくお願いします。
藤原公使より、
「馳さん、ちょうど今、パリで、金沢市の文化展やってますよ!」と、耳よりの情報をいただく。
「じゃあ、明日か明後日、見学させてください!」
とスケジュール調整。
午後9時にはお開き。
「ゴメン、俺、いつも朝早いから、午後9時には電池が切れるんです・・・・」
とお詫びを申し上げて、解散。
・・・で、よく考えたら、ここはパリや。
今日はオレ、何時間起きてるの?
・・・時差の計算できないので、部屋に戻ってバタンキュー(死語)。