4時54分起床、ニュースチェック。

特定秘密保護法案、修正協議大詰め。

なんとか、野党の理解もいただいて採決に持ち込みたい。

こじれて国会空転で、与党だけでの国会審議となれば、それこそアベノミクスが根底から崩壊する。

NSC法案もいまだ参議院で審議中。

このあとには、社会保障制度改革プログラム法案や産業競争力強化法案も控えている。

ひとつずつ、着実に積み重ねるべき。

おりんさんを学校に送ってから党本部へ。

「今夜は塾?」

「そ!」

「何時?」

「9時半には終わるよ!」

・・・・

塾にまで行って勉強したいという、その根性がすごいなぁ。

俺が高校生の時は、星稜高校で6時に部活動の練習が終わってからは、7時半から9時半まで寺町4丁目の永江ジムでウェイトトレーングしてたけど。

スポーツにはのめりこんだけど、勉強までは、思いつかなかったなぁ・・・

午前9時半、外務省の浦林人物交流室長と、12月の渡欧の打ち合わせ。

① IPC事務局ザビエル・ゴンザレス訪問(ボン)

② UNOSDP事務所訪問(ジュネーブ)

③ トーマス・バッハIOC会長表敬訪問(ローザンヌ)

④ ブブカ&ボルゾフIOC委員お礼訪問(キエフ)

⑤ グレッグ・リーディWADA会長&クレィブンIPC会長訪問(英国)

⑥ ランビス・ニコラウIOC委員訪問(ギリシャ)

⑦ レオ・ヴァルナーIOC委員お礼訪問(ウィーン)

⑧ デニス・オズワルドIOC委員お礼訪問(スイス)

⑨ キリー&ドリューIOC委員訪問(フランス)

というわけで、12月7日から17日までのわずか10日間。

できるだけ回ってきたい。

2020東京大会招致の御礼、御用聞き、そして顔つなぎ。

「スポーツフォートゥモロー」事業の説明もしなければいけないし、障碍者スポーツの文部科学省への合体も説明必要。

アンチドーピング体制支援の説明や、あらためてスポーツ基本法の理念の説明も必要。

食事かティーミーティングしながら、議論を積み重ねていきたい。

当然、来年2月のソチ五輪にも、1週間ほど顔出しして、人脈をつないでこなければならない。

11月末には、スポーツアコードのマリウス・ヴィゼール会長も来日するし。

いよいよ、実施本部長としての仕事に本腰で取り組みたい。

なんせ、おとといまでは、石川県知事選挙の候補者調整一色だったからなぁ。

岡田さんが出てれば、五輪どころじゃなかったし・・・

午前10時半、文部科学部会。

教育委員会制度改革の議論。

・ 教育長の権限強化

・ 教育委員会の専門性や機動性確保

・ 教育委員会事務局の組合支配脱却

・ 議会関与

・ 首長との役割分担

だいたいこういうところが、野党時代の自民党文教族の指摘だった。

それを、法改正して組織図で動かすことと、実態的に動かすことと、その板ばさみ。

さて。

正午、内閣・外交・環境・文部科学合同部会。

ユネスコが主管する、ESD(持続可能な開発のための環境教育)国際大会が来年岡山市で開催される。

その大会成功に向けての合同会議。

環境部会長の片山さつきさんから、

「五輪招致担当の、政府側の平田室長と、今度一緒にご飯食べに行こうよ!」
とお誘いいただく。

もちろん。

聞けば二人は国家公務員キャリア同期だったんだとか。

へぇぇぇ・・・

午後1時、衆議院本会議。

たまたま隣り合わせの石破幹事長と、岡田直樹さんの一件で懇談。

「岡田さん、本気だったんだね?」

「そうです。ご迷惑おかけして申し訳ありません。」

「残念ですね・・・谷本さんは6期でしょ?」

「そうなんですよね・・・でも、参議院も大変ですから」

「本人次第なんだけどね。私もそういう時代がありましたよ!」

「幹事長も鳥取県知事選挙に出ようと思ったことあったんですか?」

「そういうこともありましたねぇ・・・女房が反対しましてね・・・・」

・・・・いろいろ事情はあるもんだ。

そのうちに安倍総理も自席にお見えになったので、こっそりとご挨拶。

「先週は石川県のことでご迷惑をおかけしました」

「岡田さんのご判断ですからね、ま、しょうがないですね!6期は長いですね・・・」

と。

一件落着。

独自候補擁立問題は、3年後へと持越し。

本会議終了後、午後2時半、過労死議連世話人会議。

この会議をもって、不肖はせ浩、法制化に向けての超党派議連代表世話人に就任

そして、法制局より、要綱案にもとづく条文原案が示される。

さっそく公明党の古屋範子さんとも、内容チェック。

20か所ほど、論点指摘。

「高市政調会長から、党内議論を進めるように指示がありました。与党として議員立法成立の責任を負う以上は、きちんとやります!」

と、泉健太事務局長(民主党)にお約束する。

「佐藤勉国対委員長からも、この国会での成立を視野に入れて頑張れ!と発破をかけられましたが、成立ばかりじゃなく、運用のことも考えて、条文を精査します!」

と申し上げる。

遺族会や支援団体の弁護士さんがたの情熱や思い入れはよくわかっている。

しかし、法制化に与党が責任を持つ以上は、慎重に、丁寧に、関係者のご意見を賜りながら練り上げるべきだ。

その旨を、ちょうど別会議室にて開催中の「過労死防止基本法制定を実現する集い(院内集会)」においても申し上げる。

午後4時半、党本部にて「水田農業推進議員連盟」出席。

生産調整(減反)政策廃止後の、新たな政策取りまとめに向けた勉強会。

TPPを視野に入れて。

猫の目農政とJAのみなさんや生産者の皆さんからお叱りをいただくが、しかし、経営所得安定政策は、現状に合わせて変更もやむを得ない。

ゲタ政策もならし政策も、日本型農政の知恵。

さて。

午後7時半帰宅。

ジョギングへ。

午後9時半過ぎ、おりんさん帰宅。

いっしょに晩ごはん。

お疲れ様!