「あぁぁぁ~~」

と、隣の部屋からおりんさんの情けない声。

何事か?

と思いきや、おりんさん足の親指の爪がはがれてしまったんだとか。

そりゃ、痛い。

先日けがをした部分が、壊死でもしたのかな?

とにかく、靴下がはけない。

血もにじんでいる。

「んじゃ、近所の病院で消毒してもらって、それから学校に行けば!」

「そうだね・・・ははぁぁぁ、痛い・・・」

そりゃ、痛いでしょ。

はがれた爪は、悲しそうにベッドわきに転がっていた。

人生、爪がはがれるほど痛いことって、ときどき、あるよ・・・


午前8時には党本部へ。

701号室にて、文部科学部会。

教育再生本部肝入りの、

「達成度テスト」

について、議論。

発言。

「そもそもは、民主党政権での高校無償化新制度の議論が発端。高校の教育をどうするかの本質論があって、その時に出てきた検討項目の一つが、到達度を測るべきではないかと言うこと。で、出てきたのがテスト。しかし、テストが先走れば、現場の教職員は、また余計な仕事増やしやがってということになりかねない。むしろ、高校教育の実態の多様性に合わせて、校長のリーダーシップで教育の成果を発揮しやすくするための事業を推進するほうが、本来の趣旨ではないか?卒業認定もされず、単位認定もなく、大学入試への資格試験でもない達成度テストでは、現場からすればやる意義が見いだせない。むしろ、スーパーハイスクールやキャリア教育推進体験事業をできるほうが、校長も生徒もやる気を起こす。テストテストの議論で高校教育を矮小化しないほうが良い」

と申し上げる。

多様性のある高校レベルの教育力を底上げしようとの趣旨には賛成。

しかし、それが、何回やるかもわからないテストだけでは、負担が増すばかり。

知恵の絞りどころ。

教育力向上のモデル事業や、現状の大学入試センターの機能強化などと合わせ技で、成果評価すべき。


午前午後と、党本部長室にて執務、面談。

本日、国会議員になって18年目にして、初めての政経パーティをANAクラウンプラザホテルで開催する。

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わざわざその出席のために上京された石田幹事長と木本総務会長が、ふらりとご挨拶にお見えになる。

感謝。

「今晩、馳さんのパーティのあと、5役で岡田さんと直接話してみるわ!」

と石田幹事長。

「岡田さんが出馬すれば県連が割れる」との声を届けに来たようだ。

岡田さんの真意を探ると言いながら、断念を直談判に来たみたい。

出馬しやすい環境づくりとは程遠い。

どうしてブレーキをかけるのだろう。

岡田さんの本心は、

「谷本か、岡田か、県民に選択肢を示したい」

との純粋な意思であるのに。


午後5時、六本木のANAインタコンチネンタルホテルB1階、プロミネンスホールへ。

金沢や、大阪や、愛媛からや・・・

全国の後援会から、たくさんの方々がお見えいただいている。

感謝の限り。

午後6時開場。
妻と並んでお出迎え。


午後6時半開会。

司会は、高階恵美子参議院議員。


はせ浩 オフィシャルブログ「はせ日記」Powered by Ameba-司会を務めて頂いた高階議員

看護連盟代表の全国比例。

したがって、金沢からは15名を超える看護連盟の役員が駆けつけてくださって、高階さんを囲む会さながら。


町村信孝 清和会会長、澁谷弘利 銀河の会会長、福田富昭 日本レスリング協会会長のご挨拶。


そして、森喜朗元総理による講話。

「だいたい講話っちゅうのはパーティの前にするもんです。乾杯の前に長々としゃべっても、早くやめとけと言われるだけです。そういうことも知らないんだから、やっぱり馳君は初めてパーティをするんだなぁと、心もとなく思います。」

といいつつ、出馬の経緯や、衆議院鞍替えの経緯、そして五輪招致の話題などを盛り込んでおおいに会場を沸かせてくださった森先生。

ありがとうございます。

「知的武闘派」

とのキャッチフレーズもありがとうございます。

続いて、来賓として、新藤総務大臣、下村文部科学大臣、稲田行革大臣、石破幹事長にもご挨拶をいただき、過分なるお言葉を頂戴する。

・・・パーティを初めて開いてよくわかりました。

「いつまでも謙虚に、まじめに、誰かのために、一生懸命、頑張れよ」

という、自分への戒めにもなると。


松浪健四郎 日体大理事長の乾杯で、後は懇談、懇親。

この18年間で、知り合うこととなった、政策に絡む政治家としてのおつきあいの皆様もそうだが、プロレス時代の仲間の武藤敬司や小橋建太も出席してくれた。

専修大学レスリング部のOB会も。

専修大学の理事はじめ、校友や役員までも。

日本文学風土学会の仲間も、ほとんどが国語の先生か大学教授であり、政治家のパーティに目を白黒。

根本欣也先輩や、及川道之先生、中田幸司先生と、

「暮れの奈良県文学踏査でまた会おうな!」

と、クリスマスイブの再会を約束。


午後8時過ぎ、米沢電気工事の米沢寛社長の中締めのご挨拶で終了。

三々七拍子。

ありがとうございました。

すべての皆様をお見送りし、スタッフ打ち上げ。


9時からは、金沢からお見えの自民党県議市議団の会合に出席し、懇談。

本当にありがとうございました。