3時58分起床、目覚ましで起きた。

シャワーを浴び、着替えて、外へ。

4時42分、朝起き会大徳支部へ。

2月24日以来。

今年はオリンピック招致活動で海外出張が多く、例年の半分しか朝起き会に来れていない。

それもイライラの原因か?!

いやいや、ジョギング不足こそ要因。

走らなきゃ。

その日の一句を調べてみる。

聞く力 相手の目を見て うなずいて

とある。

そうね、一方的に話す力もいいけれど、頷いて聞く力は、社会の包容力。

心がけよう。

今週の一句、

10.28 秋深し チャイルドライン 生の声

10.29 打てなくて 8回表 秋の虫

10.30 赤バット 川上哲治 露と消え

10・31 園遊会 手紙を渡す 非常識

11.1 スポーツの 秋を彩る ツーリズム

11.2 実践の 今がその時 今日一日

終了後、昭晢会へ。

中座し、金沢事務所にて執務。

午前8時半、のと里山海道を快適に走り抜けて、志賀原発へ。

本日は、県選出国会議員団が全員そろっての視察。

原発立地自治体の国会議員として、1年に一度は視察が必要だ。

今までは、そういう意識が希薄だった。

3.11のあと、原発事故の深刻さや安全性確保や高レベル放射性廃棄物処理の問題など、反原発団体の主張は、広く社会に理解されている。

同時に、電力の安定供給と、安価の電力提供と、これもまた重要な課題。

したがって、現状のエネルギーミックス政策から、いかに再生可能エネルギーにシフトしていけるかがポイント。

志賀原発では、シーム調査の段階であり、現状は停止中。

・ シーム調査の透明性と評価の客観性

・ ダム湖の役割

・ 通常の燃料費の高騰

・ 使用済み核燃料補完プールの空き具合

・ シビア アクシデント マネジメント マニュアル

・ 緊急時対応センター

などなど、東日本大震災の教訓を生かした対応を中心に質疑応答しながら視察。

サイバー攻撃対策もまた、現代におけるセキュリティ問題。

視察終了後、富来町の石田幹事長宅へ移動。

県連3役と、県選出国会議員団との意見交換会。

テーマは、来春行われる知事選挙への対応。

① 谷本氏ありきではないか?

② 全国最多選の6期は長すぎる

③ 県連独自候補擁立の努力をすべき

④ 強大な権限を持つ知事職はどうあるべきかのそもそも論が欠如している

⑤ 5期20年を務めた谷本氏には、昨今の言動において、長期であるがゆえの緩み、おごりが見られる

⑥ 注意したり意見具申したりする人が側近にいるとも見えず、裸の王様と言わざるを得ない

⑦ 新幹線時代の石川県の未来を託すに足るリーダー像が必要

⑧ 出馬の意思を示している候補の情報が複数馳会長に届いている

⑨ しかし、出馬の意思があることと、その人が出馬できる環境にあるかどうか問うことと、その人を県連が推薦できるかどうかとは別問題

見解を意味上げたのち、激しく意見交換。

「谷本ありきではない」

「もう遅い」

「タマ(独自候補)がなけりゃ話にならない」

「これじゃ知事をいじめているだけにしか映らない」

「法律でもなきゃ3期までとは縛れない」

「十分議論した」

・・・・

やっぱり、3役は自ら独自候補擁立の意思がないことがはっきりと分かった。

谷本知事6選ありきで話が進んでいる。

国会議員団での話し合いでも、谷本6選が絶対ダメとは言っていない。

「特例として推薦するならば、厳格な政策協定が必要」

と、提示している。

しかし、最終的に推薦という選択肢を取るとしても、その前に、独自候補擁立の議論を徹底的にすべきが公党としての使命ではないのか。

全国最多選の6期を容認し、7期はどうするのか?

いつまでたっても谷本知事が良ければ推薦し続けるのか?

知事職とは強大な権限を持つがゆえに、もっと謙虚さを持ち、3期程度で替えるという原則論を持つべきではないのか。

こういう議論を封じる必要はないはずで、だからこそ、県執行部とチェック機関の県議会との緊張感が常に生まれるのではないか。

激しいやり取りののち、以下決定。

・ 一度、馳会長と谷本知事と、知事選のことで直接会談すること

・ そのときは、知事サイドより、中西副知事・竹中副知事の出席を求め、県連側は、石田幹事長と福村副会長が陪席する

・ 山田憲昭政調会長には、県連として次期4年間に実現を目指すべき政策についての取りまとめをしていただきたい

・ 木本総務会長には、県議個々人のご意見を取りまとめるために、個別にあってほしい。ただ、言った言わないのこともあるので、誰か同席させてほしい

・ 石田幹事長には、7日の役員会&議員協議会を受けて、17日の総務会までに、必要とあらば数次に及ぶ役員会&議員協議会セットをお願いしたい

・ 出馬の意思を示している複数の人物については、大衆討論になじまないので、馳会長と福村副会長で個別に詰めた対応をお願いしたい

「この国会議員団の見解を、11月7日の県連役員会~議員協議会においてお示しいただき、協議いただきたい」

とお願いする。

石田幹事長からは、県連と国会議員側との意思疎通が少なくて申し訳がないとのお詫びもあったが、それは違う。

常に馳会長と石田幹事長は連絡を取り合っており、8月に就任以降は一つ一つスケジュールを消化している。

ただ、馳会長が五輪招致の仕事で海外出張が多く、加えて加賀市長選挙が10月6日まであり、県連の支部訪問が始まったのが10月7日。

国会議員団が協議を始めたのは、国会開会後の10月15日。

そして、2週間で6回にわたり協議してまとめた文書が、提示した文書。

県議も行政視察や行事があり、国会議員側も同様にスケジュールが詰まって中での精一杯の県連運営である。

お互いに理解しあうために、一定の競技を終えた中間報告のために集まったのが本日の会合。

お互い包み隠さず言いたいことを言い合うのも必要で、ののしり合いも大いに結構。

ただし、最終的に方向性を決めたら、ベクトルを合わせるのも組織。

独自候補擁立の主張が県議会側からどうして出てこないのかが謎なのである。

よっぽど谷本知事はすばらしいのか?

モノイ思いをして選挙して替えるまでもないのか?

だったら黙っていたほうが良いのか?

あれこれ言うと波風が立って都合が悪いので、みんな黙っているのか?

政治家であるならば、意見を寄せ合って結論を導くのが常道であろうし、そのプロセスが有権者に伝わる努力もすべきだろう。

その結果で評価され、次の選挙で票数で断罪されるのも政治家。

だからこそ、マスコミ報道に協力し、伝えてもらう努力もすべきだ。

「自民党は何を考えてるのかわからん」

と言われないように、丁寧に知事選挙をどうすべきかの議論の材料を提供したい。

県連会長は行司役でもあり、ネタ提供役でもある。

福村副会長には、そういう会長を補佐していただいており、意見の合わないところも多々あるが、ご指導に感謝している。

県連総務会は11月17日。

独自候補擁立に「もう遅い」とは思わない。

独自候補が出馬するかしないか、まだわからない。

谷本氏を含めて複数の選択肢が示されれば、それこそ県民にとってベスト。

「6期24年は長いか」

「長くてもいいものはいいのか」

中身の濃い議論をして、方向性がまとまるように、展開していきたい。

午後5時半から6時、ホテル金沢。

ムロマサノリさんのディナーショーの会場へ。

会場内のテーブルを回って、お客様にご挨拶。

「坊主にしたがか?」

「・・・すっきりしました」

「似合うじ」

「・・・五輪カットです」

「悪いことしたがか?」

「・・・悪いことしたのではありませんよ」

だいたいこの3パターンでいじられるのであった。

午後6時半、さっそく小松市の福村章副会長自宅訪問。

知事選挙について、情報交換。

まるで狸と狐の化かしあいのような禅問答を繰り返しながらも、いくつかの方向性を調整する。

やっぱり直接会って話さなきゃね。

「知事と会うて何をはなしするがや?」

と、警戒する福村会長。

「それは会ってからです。私は年上の谷本さんに対して、指さしたり肩を叩いたり、無礼な態度はとりません!」

と切り返すと、苦笑いの福村副会長。

午後8時過ぎに帰宅。

おなかが空いたので、末っ子で生ビール3杯と、きんぴらごぼうと、素うどんと、ちくわと、筋子と、イカの刺身と、甘エビの刺身。

子持ち甘エビの刺身、こりゃ何とも言えん。

美味しいねぇ・・・