部屋を散らかしっぱなしにして爆睡していたおりんさん。

運動会ご苦労さん。

薄目を開けて、のたまう。

「パパ、なんか、のどかわいた・・・」

「へ?」

「飲み物ちょうだい!」

「・・・はい、わかりました!」

というわけで、リビングの冷蔵庫から、1か月前から入っている瓶入りオレンジジュースを持ってくる。

そして朝ご飯は、バナナ1本。

親子で分け合うのであった。

午前8時、党本部702号室。

人口減少社会対策特別委員会。

森まさ子少子化担当大臣が、嵐のようなあわただしさで資料説明していった。

「子育て支援の前の段階で、未婚男女増加対策が必要。政府も力を入れたい!」

と。

でも、資料説明だけして帰るって、あんまり褒められた対応ではない。

だったら、5分だけでも、自分の言葉でご挨拶して帰ったほうが良い。

資料説明するなら、質疑応答しなきゃ。

とりわけ「婚活」でしょ?!

これって、少子化対策の入口。

未婚男女の増加、なんとかしようよ。

そうかといって、フランスのように、一足飛びに事実婚容認だなんて、俺は反対だ。

でも、

「お見合いしなよ」「結婚っていいよ」「子どもは可愛いよ」

って政策を進めるのは、おせっかいだとも思われるし。

恋愛も結婚も妊娠も出産も、自由意志なんだから。

でもねぇ・・・

社会保障費の負担増は、この「自由意志」の放置が原因の一つなんだけどね。

今まで猪口邦子さんが委員長だったが、新たに、元長崎県知事の金子参議院議員が委員長就任。

猪口委員長時代にまとめ上げた中間整理提言は、しっかりと、来年度予算に反映されてはいる。

その効果を求めるには、息の長いみちのり。

人口減少の要因である、少子化。

その対策は国の存亡がかかっている。

幼児教育と保育の支援を、もっと政策課題の中心に据えていくべきだ。

二年後に始まる「税と社会保障の一体改革」の子育て支援は、いよいよ財源の使い道が具体化の段階。

いまだに内閣府や厚生労働省の説明は、ふうわりとしていて抽象的。

7000億円もの財源を、どうやって「質と量の確保」のために使うのか。

とりあえず来年度は、3000億円。

その使い道の、哲学だ。

保育所も、預けりゃいいってもんじゃない。

ペットホテルじゃないんだから。

0~2歳児の預かり保育や小規模保育は、「家庭的環境」こそサービスの上で最優先されてほしいし。

そういう議論、前に進めたい。

持論も含めて、もっと言いたいことはあるのだが、この会はいつも時間切れ。

出席議員も、しゃべり足りない?気分。

11時半、清和会幹事会。

12時、清和会昼食会。

「塩谷先生、静岡県連の会長ですよね!」

「そうだよ!」

「今から三島で県連女性局の講演に行ってきますよ!」

「ありがとう、で、どうやって行くの?」

「車です」

「運転してくのか?」

「そのほうが楽ですし。」

「じゃあ、1時間半ほどだから、とりあえず、エビフライ定食食べていきなよ!」

「そうですね、ありがとうございます!」

というわけで、のんびり昼食をいただいたのがまずかった。

東名は集中工事期間であり、大渋滞。

講演は午後2時10分からだったのに、到着したのは2時11分。

・・・・遅れて申し訳ありません。

講演のテーマは、

「2020オリパラ東京大会招致と、おもてなし」

女性局の大半は(9割がた?)、昭和39年の東京五輪大会を体験済み。

したがって、

「半世紀の時代の違いをどうやって理解するか、が国民としての重要な位置づけです!」

と、テーマ設定。

敗戦国家意識からぬけだして、国際社会の一員足らんとして頑張った昭和の時代。

平成は、むしろ、国際貢献する能力があることを世界にお示しするための大会。

「オリンピック開催によって得られたスポーツの力や遺産を、どうやって国内外に貢献するかです!」

とお伝えする。

「7年後に、新国立競技場で会いましょう!」

とお約束して退出。

帰りはのんびりとドライブ。

午後5時半に帰宅し、そのまま渋谷のdocomoショップへ。

スマホの機種変更。

本日発売のEXPERIA Zⅰ。

画面がおっきいので、見やすい。

午後8時より、「巨門星」にて懇談会。

午後9時終了、帰宅。

塾から帰ってきたおりんさんに、チャーハンと鶏のから揚げと、野菜スティックのお土産。

寒い。

50代にこの寒さは堪える・・・・バタンキュー(死語)。