6時起床。

6時半より7時半まで、朝焼けをあびながら、散歩。

さわやかな秋の朝。

生命力が蘇るようだ。

昨夜は、ブダペストも中秋の名月?だった。

素晴らしい風景と空気を、深呼吸とともに想い出にしながら、1時間。

シャワーを浴びてから、パッキング。

テトリス?を楽しみながらパッキング。

パンパンに膨れ上がったスーツケースのカギがピッタリ閉まると、ちょっと感動。

9時15分、マリオットホテルチェックアウト。

9月12日から八日間もお世話になった711号室、2階のトレーニングジムに、感謝。

大使館の安田さんのお迎えで、空港へ。

はせ浩 オフィシャルブログ「はせ日記」Powered by Ameba

午前11時25分、離陸。

はせ浩 オフィシャルブログ「はせ日記」Powered by Ameba

ウィーンで1時間トランジット。

午後1時半、成田空港へと出発。

あらためて、この3週間の海外出張を振り返る。

① リオデジャネイロでは、世界柔道選手権大会視察&マリウス・ヴィゼール世界柔道連盟会長との東京五輪招致にかかわるミーティング。

② ブエノスアイレスでは、IOC総会でのロビー活動により、東京五輪招致&レスリング競技復帰の選挙を勝ち抜く。

③ ブダペストでは、世界レスリング選手権団長&パル・シュミットIOC委員への御礼&マリウス・ヴィゼール会長とのスポーツアコードの課題懇談。

いずれも重要案件ではあったが、100点満点の成果を得られたように思う。

五輪招致は、内々(だいじょうぶ)と思っていても、あまりにもマドリッドのロビー活動が激しく、汚染水問題も急浮上し、綱渡りの裏舞台だった。

であるがゆえに、ジャック・ロゲ会長の「TOKYO」の発音を聞いた時の感動は、生涯忘れられない。

チームJAPANの勝利。

だからこそ、IOC委員に対し、

「東京に決めてやっぱりよかった!」

と思っていただける大会にしたい。

いや、世界中のスポーツ愛好家や、アスリートや、観客や、視聴者に、「オリンピックムーブメント」を実感してもらえる大会にしたい。

内外の子どもたちに、夢と希望と感動と勇気を届けたい。

と同時に、東日本大震災からの復興を成し遂げ、世界に感謝の念を伝えたい。

そのための7年間だ。

長いようで短い。

猶予はない。

そのために政治がすべきことは、東京五輪組織委員会(来年2月発足予定)と政府や関係各所との調整であり、フクシマの復興だ。

下村博文五輪担当大臣のリーダーシップを支え、党側のエンジン役を務めたい。

自民党の五輪招致本部長を拝命した立場として、いささかなりとも、この半年間の人脈と知見を活かして、サポートしていきたい。

スポーツ庁の設置と運営、新国立競技場の建設、IFと組織委員会との調整、インフラ整備、選手強化、国際情報戦略、五輪教育の普及、財源確保・・・・

やることは盛りだくさん。

休んでいる暇などない。

やる気が出てくる。

東京に戻ったら、ひとまず党本部で招致本部の報告会を開き、そのうえで、今後のことを石破幹事長に相談したい。