6時起床、資料整理。

まだ外は暗い。

7時半より1時間強、マデーロ地区をジョギング。

曇り空、やはり肌寒い。

ヒルトンホテル周辺では、共同通信の取材記者とも遭遇し、しばし五輪招致談義。

「招致にかかわることは、競争ではなく、オリンピックムーブメントへの参加。」

との従来の主張にご理解をいただく。

10時、1階のミーティングルーム集合。

五輪アスリート。

バレーボールの荒木田さん、柔道の山下さん、水泳の鈴木大地会長と入江君、フェンシングの太田君、サッカーの川渕さん、パラリンピックの佐藤さんと成田さん、レスリングの小原さん、シンクロの小谷さん、マラソンの有森さん、そして馳浩。

10時半、記者会見へ。

アスリート宣言発表。

質疑応答においては、ドーピング対策や汚染水問題や、2度目の東京五輪開催の意義について。

汚染水の問題に関する質問は、国会議員として答弁させていただく。

「放射性廃棄物処理法案を議員立法として成立させた国会議員の立場として答弁させていただく。事実関係を把握して、正しい情報に基づいて対処することが重要。基準値に基づいて、環境にも健康にもまったく問題ない濃度である。政府の責任において、年には念を入れ、斜壁を作るなど、460億円の予算措置で対応することも決まっている。」

と、具体的な数値を上げ、現状の説明をさせていただく。

事実関係(濃度、政府の対策、国際機関における評価)を明らかにしながら、この汚染水問題について対処すべきだ。

東京五輪招致に関わる全てのメンバーが、統一したレベルでこの話をできることが肝心。

不安をあおる報道は、リスクとベネフィットの観点からも承服できない。

科学的知見に基づいての報道を求めたいし、そういう説明もしたい。

午後1時半より3時まで、ドレスリハーサル出席。

それ以降は、午後9時まで、ロビー活動。

ブルームバーグ紙の記者から、

「今朝の記者会見でのハセの説明はわかりやすかったし、問題を感じなかった。どうして昨日、竹田さんは馳のような説明ができなかったのか?」

と声をかけられたので、事実関係を改めて説明する。

夜は、シェラトンホテルに戻り、懇親会。

中曽根さん、河村さん、市原さん、富田さん、鈴木寛さん、遠藤さん、柿沢さんとう、呉越同舟。

23時半、お開き。