「おりんさん、今日は学校行くの?」

「ウン、いくよ!」

「え~~~、土曜日ジャン、遊ぼうよ!」

「って、なわけないし。学校あるし。10時までに行かなきゃ!」

「じゃあ、送っていくし!」

というわけで、そそくさと学校に行くおりんさんを、ドライブで送っていく。

電車では、1回乗り換えして40分。

車では、25分から30分。

遠いのか近いのかよくわからなかったりする学校への距離感。

ちんたら歩いたら1時間ぐらいか。

「一回、家から学校まで、歩いてみようか?意外と近いよ。地震とか電車が止まった時、歩いて帰ってこなきゃいけないから、その練習ね!」

と、誘ってみる。

「そのうちね~~」

と気乗り薄そうに答えるおりん。

パパのいつものジョギングコースなんだけどね。

ママが言う。

「今日ね、学校終わったら、お友達連れてくるんだって!」

「女?男?」

「おんな!でね、恥ずかしいから、玄関のパパのプロレスのパネル、片づけようかな~~だって!」

・・・・

俺と健介、そして、俺と武藤のタッグチームの栄光のパネルも、もう20年前の話。

娘にとっちゃ、親父の恥部なわけね・・・

ま、いいけどね・・・

11時過ぎには、羽田空港へ。

本日は、北海道出張。

北海道第5選挙区支部の、総会&政経セミナー。

政経セミナーでの講師役を仰せつかる。

テーマは、

「ねじれ国会方程式」

党の仕事なんだけど、支部長は、清話会の町村信孝会長。

したがって思い入れは深い。

昨年、総裁選挙中に血栓で倒れ、回復したものの、ドクターストップがかかり、総選挙は奥様が代理で戦った。

その無念を晴らす大勝利だったが、町村会長自身は、選挙区に一歩も入れなかった。

ぜひ、後援会の皆様に元気になった姿を見せたかった。

本日はその晴れ舞台。

その舞台での、大切な講師役を仰せつかった馳浩。

重大任務。

緊張して新千歳空港に降り立ったら、あれ?迎えの人が来ていない。

見渡しても、それ相当の人がいない。

・・・・どうしよう。

せっかちな馳浩は、1分とじっと待ってはいられない。

すぐに地下のJRプラットホームに降りて、13時34分発の、快速列車に飛び乗る。

約束の時間は、シェラトンホテルに14時30分集合。

講演は14時45分から。

で、シェラトンホテル前の、札幌市厚別区の新札幌駅に到着したんは14時07分。

少々時間があるということで、駅前のラーメン「龍竜」へ。

お客さんの大半を占める、学校帰りの元気な女子高生たちに交じってネギ醤油ラーメン(800円)をいただく。

おいしい!

ネギがとりわけおいしい。

「これどこのねぎ?」

とマスターにうかがうと、

「函館のねぎだよ!」

と、自信満々。

札幌にして800円!のラーメンは高いと思ったが、でも、このネギの美味しさに800円は安い。

やっぱ、日本野菜の付加価値は、この美味しさなんだよな、と実感した次第。

腹ごしらえして、シェラトンホテルまで徒歩2分。

3階の控室にて待機してから、14時45分きっかりに講演スタート。

会場入り口で、来場者の皆様に、腰を折り曲げてご挨拶の町村夫人の献身的な姿に、涙が出そうになる。

昨年総裁選挙の時には、本当にもう、政治家としてどころか、回復が見込めるのかとの心配が大きかった。

しかし、賢明なるリハビリのおかげで、ここまで元気回復された。

命あってこその人生、命あってこその政治家!

そう思えばこそ、元気な姿で選挙区の皆様に総裁派閥の会長として演説できる姿が、後援会への何よりのご恩返し。

そして、奥様の喜び。

そういうわけで、今日はいつも以上に気合満点に講師を務めさせていただく。

「ねじれ国会方程式」

まとめる政治、それには、リーダーが必要。

リーダーは、自民党体育会系がいい。

民主党サークル系は、ちょっと・・・

もちろん、旗印は、「国益を取り戻す」だ。

その上で、アベノミクスその後について、ひとくさり。

わずか30分ではあったが、思う存分話をさせていただき感謝。

町村先生の国政報告がまた、感動した。

総裁選挙以来、悔しくて、情けなくて、でも、充実感もあって、生き甲斐も感じて、意欲も出てきて、いろいろあったんだな、と弟子の我々が涙するような演説。

感謝。

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政治には、やっぱり、ネットには表現できない体感温度があるんだな、と実感した次第。

帰りは、町村後援会青年部の皆様に、新千歳空港まで車で送っていただく。

感謝。

18時半、新千歳空港発のANA機で、小松空港へ。

秘書の出迎えで、金沢事務所へ。

エブリィに乗り換え、自分で運転して百坂町の自宅へ。

末っ子で生ビールを一杯飲もうかと思ったら、集会所で寄合の終わった青壮年部や児童会の皆さんが参集してきたところ。

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山田ひろし親分の音頭で乾杯!

これまた、感謝のひと時。

23時過ぎ、お開き。

バタンキュー(死語)