成田空港では、外務省の西林さん(文化交流兼北極担当大使)&文部科学省の浅野さん(体育官)とチェックインカウンター前で合流。

しばしミーティング。

オーストリアとウクライナで行う重要なスポーツミーティングを、円滑に、そして、最大の効果を上げるためのミーティング。


両替所で円をユーロに交換し、財布の中身をチェックしてから、イミグレーションへ。


公用パスポートゆえ、関係者口から入れていただき、ラウンジで一休み。

パソコンを持ち込むので、免税店で変圧器だけを購入し、荷物整理も完璧。

ちなみに、荷物チェックの段階では、ヘアムースは容量100ml以上でいうことで、没収されてしまった。

相変わらずテロ対策の検査は厳しい。

11時15分、オーストリア航空機に乗り込み、出発。

フライト時間は11時間20分。

現地ウィーン到着は、16時。

時差はどれくらいあるんだろう?

と思ったが、森喜朗先生から、

「そんな時差なんて、気にするな!行った国の時間に自分のからだを合わせりゃいいんだよ!」

という格言?を思い出し、計算することをやめた。

現地到着は予定より1時間はやく、15時。

大使館の藤田参事官にお迎えをいただき、そのままウィーン・ヒルトンホテルチェックイン。

シャワーを浴び、身ぎれいにしてから、時差解消の散歩1時間。

音楽の都ウィーン。

さっそく、教会のミサに参列。

天から降ってくるようなミサの歌声。

感激し、教会前のお土産屋さんで、モーツァルトのチョコレート購入。

オーストリアは、原発ゼロ政策。

豊富な水力発電でまかなっている。

800万人の人口には、それで十分とか。

経済も順調で、失業率もEUの中では低い。

しかし、成熟社会(高齢者が増え、社会保障費負担が急増)であることに、また政策的な有効な手が打たれていないとか。

どうして?

「大連立だから、選挙で国民に不利になることは言いたくないんだよね、政治家は!」

と。

ちなみに、歴史的経緯から、トルコとの関係は微妙。

ただし、経済的な結びつきはむしろ強まっているが。

なんだか、日本と中国みたい?

18時過ぎ、大使公邸へ。

現地邦人と懇親会。

伊藤日本人会会長(JETROウィーン所長)。

北沢日本人学校長(長野県上田市出身)。

茶野さん(証券会社定年となり、今は不動産コンサルティングなど)。

小熊さん(日本とウィーンの架け橋の仕事。実家の小熊写真展には、日本にスキーを伝えた大佐の写真があるとか)。

イップ常子さん(国家公認の観光ガイドさん)。

ヴィータニエミ京子さん(IAEAで働いています)。

山本さん(ウィーンでの生活支援サービス業)。

杉若先生(日本人学校の教頭先生)。

宇田川さん(12月に来たばかりの共同通信記者)。

サッカー指導者の堀田けんじさん。


大使館からは、岩谷大使、滋賀参事官、曽根書記官(武官)、丸山書記官。


総勢17名。

一通り自己紹介をしていたら、それだけで2時間があっという間に過ぎてしまった。

でも、この自己紹介の時に、ずっと日本人社会のメンバー同志のおつきあいしながら、

「え~~あんたの出身地、うちの隣り町じゃない?!」

とか、

「そんなにプロレス好きだったんだ!?」

とか、

「そのころ私はメキシコの日本人学校にいましたよ!」

などなど、新たな発見のオンパレード。

皆さん、意外と、自分のことはしゃべってないのね。

有意義な情報交換会(おしゃべり会?)でありました。


楽しいひと時。


21時過ぎにお開き。

コーヒーブレイクの後、ホテル帰館。