悲しいことに、昨日、タンバリンが不慮の事故で亡くなった。
ママがお仕事に出かけたのを見計らって、
ピーナッツの詰まっていたガラス容器に首を突っ込んで、そのまま窒息死。
それを見つけたのは、30分後に中学校から帰宅したおりん。
・・・わずか30分の間のできごと。
ガラス容器に、顔を突っ込んだまま動かないタンバリン。
おりんは気が動転して泣きじゃくるも、すでに帰らぬお犬様、タンバリン。
合掌。
その亡骸と一晩、リビングで一緒に寝る。
親子3人そろって、タンバリンのそばで、川の字になって、寝る。
お花とお水と御線香を供え、亡骸を見守る。
どうみても、いつものようにタオルで寝ているだけなんだけど、かちんこちんに固まっていて動かないタンバリン。
耳を触っても冷たいまま。
残念だけど、きれいな死にざま。
我が家に来て11年。
もうすっかりおばちゃん犬になっていたが、昨日の朝までは元気いっぱいだった。
まさか、不慮の事故で亡くなるなんて。
茫然自失。
あれこれと想い出は尽きない。
・ 首をかしげる愛くるしい姿を。
・ パパの左肩を枕にして寝る甘えた姿を。
・ 朝ご飯をねだる前足ジャンプを。
・ かさかさと足音を立てて階段を下り、玄関に迎えに来る姿を。
・ 時々面倒くさくて、階段の上で見下ろしている姿を。
・ 散歩で斜めに走る姿を。
・ おりんといっしょにパソコンを見る姿を。
・ 寒い日に布団にもぐりこんでくる姿を。
・ 雨に怯えてママの背中で怯えている姿を。
・ 大好物のアイスクリームをねだる姿を。
・ 車の助手席から風を受ける後姿を。
もう、永遠に、見ることはできない。
せっかくシンバルと仲良くじゃれ合うようになってきたのに。
タンバリンがいるから、ママと会話できたのに?
もっといっぱい想い出を作れたのに。
・・・極度の喪失感。
午前10時には、焼き場に連れて行き、天国に召される。
合掌。
タンバリンよ、愛を、ありがとう。