武蔵野プレイスに行ってきました。久々の建築探訪です。

この建物は2004年に設計プロポーザルでkw+hgアーキテクツ(川原田康子代表、比嘉武彦代表)が選出され、今年の7月にオープンしたばかりの武蔵境の駅前にできた図書館・生涯学習センターなどの機能を持つ街の活性化を目指した公共施設です。

 

外観は駅前につくられた公園と一体となり、気持ちのいい感じです。外から見ただけだと宇宙船のように見えます。


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様々な機能が中に入っており、目的を待たなくても訪れることができそうです。


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内部では、角のない天井や壁、照明効果によって包み込まれるような不思議な感覚をもつようなインテリアとなっていました。


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それぞれのフロアはグリッドを感じる壁の構成により、空間がそれぞれ単位ごとに区切られていますが、それは区切られながらも繋がっていき、活動と活動が繋がり、回遊性を持たせるようなつくりとなっていました。また、ヴォイドを介して視覚的に縦方向の空間や活動の繋がりを感じることができます。この繋がっているけど離れてるという構成がおそらく設計者の最も意図したことなのだと感じました。


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3連休ということもあってか、子供から大人までたくさんの人で賑わっていました。

図書館としての静かな部分から子供たちが活動をしている賑やかな場所まで、この建物一つに様々な活動が溢れていました。やはり、建築は人々の活動がそこにあって初めて意味をもつものであると改めて実感しました。


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