富山旅の2日目、朝7時にホテルを出発し、立山黒部アルペンルートを貫くツアーに参加した。
長野県側の玄関口、扇沢から電気バスに乗り、黒部ダムに到着。残念ながら水力発電の放流は見れなかったものの、黒部湖を30分ほど歩いて、夢の世界に入っていった。
そこから地下ケーブルカーで黒部平駅まで行った後、立山ロープウェイに揺られながら、大観峰へ白銀の絶景を見下ろして、テンションが徐々に上がっていった。
さらに、トロリーバスの10分ほど乗って、アルペンルート最高標高地点の室堂にたどり着いた。ここで今しか見れない「雪の大谷」を散策した。
高さ14メートルに及ぶスノーウォールに囲まれて、氷の舞台を初体験。大きく深呼吸すると、日頃のストレスがすべて吹っ飛んでいった。雪と初めて触れ合った香港人がエキサイティングな声をあげていた。
それから、美女平までバスで下り、立山ケーブルカーで下山した時には、夏のような暑さに戻っていた。
こんな異次元体験を満喫できるものはなかなかない。ツアーの参加者には何度も訪れるリピーターも多かった。
ディズニーランドのような夢の世界も悪くないが、大自然に吸い込まれていく旅も最高だ。ここに来た人たちに聞いてみたい。How are you feeling now ?