昨朝の茨城県を震源とする大地震の後、宮地美陽子さんの名著『首都防衛』に引き込まれるように拝読した。
関東大地震から、10年が経ち、東京都が都心南部直下地震の被害想定では、葛飾区、足立区、荒川区、北区の川沿いの低地が地震の影響を最も受けやすいと言われている。
その場合、帰宅難民が450万人も発生し、ターミナル駅周辺では二次災害の危険性が高まっている。そのため、学校や職場で3日間の待機をするように呼びかけている。
そこで、水や食料、毛布などの備蓄が必要となってくる。これは首都圏に限ったものではなく、中京都市圏で400万人、京阪神都市圏でも660万人が帰宅困難者となるのだ。
首都圏でM7級の地震発生確率は、今後30年以内に70%と非常に高いので、昨日の地震には敏感に反応してしまった。さらに、「地震の後には風が吹き、雨が降る」ということわざもあるそうなので、十分な対策が大切だ。
そんな時、妻の提案により、我が家の防災備蓄品点検を1年ぶりに行った。備蓄用の水、食料、懐中電灯、ラジオ、携帯トイレハザードマップに至るまで妻の準備は完璧だった。She is my role model!