アジア史の一冊から、Knowledge is the power. | Time is money.慶應義塾大学文学部卒業後、朝鮮王朝と世界遺産研究、水泳・ゴルフへの挑戦!

Time is money.慶應義塾大学文学部卒業後、朝鮮王朝と世界遺産研究、水泳・ゴルフへの挑戦!

慶應義塾大学文学部に学士入学後、三年間で卒業しました。現在、塾員として朝鮮王朝時代や世界遺産の研究、スイミングとゴルフに挑戦中です。

今週読み終えた一冊は、拓殖大学の岩崎育夫教授の『アジア近現代史』だ。

自分は、慶応通信で東洋史を専攻し、中国史や中東史などの科目も受講してきたが、残念ながら東南アジア史や南アジア史が抜け落ちていた。それらをカバーしてくれるのが、ズバリこの本だといってよい。

そして、自分が最も注目したのが、『モンゴル帝国はアジアをどう変えたのか?』だ。それは、まず元国の登場により、中国の支配領域は漢人の住む地域だけでなく、北はモンゴル、東北は満州、西は新疆まで広がり、現在の中国の基盤ができたことだ。

さらに、この帝国は、インド、中央アジア、ヨーロッパの一部にまで領土を広げたが、その支配構造は、現地人を幹部に起用し、現地の宗教や文化を尊重した政策に大きな特徴がある。これらが近現代の植民地政策との大きな違いだ。

それから、華僑と印僑の違いだ。華僑は華南出身者が主にマレーシア、タイなどに出稼ぎに出たもので、その約七割が東南アジアに集中しているのに対して、印僑と呼ばれるインド人は、シンガポール、フィジー、南アフリカなどのイギリス植民地に出稼ぎに出ていたそうだ。

正直なところ、これらは、現代の移民と国情の関係を見る上で、非常に勉強になった。Knowledge is the power.これからも、もっと歴史を極めたい。