ハーバード、海外から見た日本史の重要性を痛感 | Time is money.慶應義塾大学文学部卒業後、朝鮮王朝と世界遺産研究、水泳・ゴルフへの挑戦!

Time is money.慶應義塾大学文学部卒業後、朝鮮王朝と世界遺産研究、水泳・ゴルフへの挑戦!

慶應義塾大学文学部に学士入学後、三年間で卒業しました。現在、塾員として朝鮮王朝時代や世界遺産の研究、スイミングとゴルフに挑戦中です。

今週の一冊は、作家佐藤智恵さんの著書『ハーバード日本史教室』だ。

佐藤さんが、ハーバード大学を代表する10人の教授にインタビューしたもので、江戸川時代や明治維新、和食の歴史に至るまで興味深くまとめられている。

1973年にハーバードに日本研究所が設立され、田中角栄政権がアメリカの主要10大学対して、総額100万ドルの研究資金を提供したことが、今につながっているそうだ。

10人の教授の中で、自分が注目したのは二人の研究だ。一人は、デビッド・ハウエル教授の切腹の習慣だ。

日本のほかにも19世紀のドイツでも切腹の習慣があり、名誉や面目を保つために捕虜になるのを恥だとして自害した人たちがいたそうだ。これは、日本とドイツの意外な共通点だった。

それから、アマルティア・セン教授の日本人の識字率が高い理由だ。これは、日本には仏教文化があり、宗教というよりも仏教の経典を理解して生活に取り入れるために、読み書きを習得する人たちが多かったと分析している。

自分も慶応通信で歴史を学んできたが、そのきっかけとなったのは、中国駐在時に東洋史から見た日本について学んでみたかったからだ。

それ故に、今日本の外から日本を見ることで、もっと新たな歴史を発見できるのではないかと、大きな刺激をいただいた一冊だった。