長女、学校の体操着がサイズアウトしそうです。
新しいものを買いに行かなければ…と思うけど、ついつい腰が重くなる私。
そもそも、学校指定の制服や体操着を扱うお店に苦手意識があります。
だいたいそういうのって地元に昔からある個人経営のお店じゃないですか。
こう言っちゃ悪いけど…
頑張らなくても指定品だけで売上があるせいか、店員さんがめちゃくちゃ感じ悪かったりするの、あるあるなんですよね。
用件を告げると面倒くさそうに言葉少なに対応されたり。
支払いも現金のみだったり、正直ちょっと面倒なイメージです。
うちの小学校の体操着を取り扱う会社は洋品店でも何でもなくて、本業は住宅設備関係みたい。
平日昼間は会社の人はみんな出払っているようで、倉庫の一角みたいなところでおばあちゃんが1人で店番をしています。
このおばあちゃんは横柄なんてことはなく、とっても優しくて親切。
なんですが、私やっぱりこのお店も苦手なんです
なぜかというと、このおばあちゃん、優しいんだけどちょっと危なっかしいから
引っ越してきて初めて体操着を買いに行った時のこと。
おばあちゃんに体操着のサイズを告げると、
「あー140センチね。どこだったかしらね」
と、戸棚から在庫を探してくれたのですが、上の段を探す時に踏み台がわりに持ってきたのが、何と今までご自分が座ってらっしゃった椅子
事務用の、キャスターつきの椅子
ホントこんなやつ
80は超えてるであろう小柄なおばあちゃん、椅子の上に立ち在庫を探しながらちょっと足プルプルしてるし
椅子自体も危なっかしすぎだし
私ビックリしちゃって
「あのぅ、椅子押さえときましょうか!?」
とつい申し出てしまったのですが、おばあちゃんのんびりと
「えー?大丈夫よー?」
おそらくこれ、いつもやっていておばあちゃんにとっては普通のことなのでしょう……。
下手に手や口を出してペースを乱すと逆に事故になりかねないと感じた私は、とにかくおばあちゃんが無事に在庫を探せますようにと祈るしかありませんでした
在庫発見までの数十秒、こっちの寿命が縮まったよー
その後も体操着がサイズアウトしたり古くなったりして何度かその店に足を運びましたが、やはり在庫確認のスタイルはいつも「おばあちゃんが事務椅子の上に立ち、足プルプル」なんです
こんなの若者でも危ないと思うし…
特にお年寄りなんて、今まで平気でできてたことが急にできなくなることもあるし、ちょっとした転倒でも寝たきりや命の危険に繋がることもあるだろうし………。
他人事ながら本当に心配なんです
またおばあちゃんを危険にさらすことになるかと思うと、体操着を買いに行くのが憂鬱になってしまうのでした
いっそ私が自分で在庫探したいぐらいだよー!