長女、年長の時からスイミングを習っています。
週1だけだし、5年習ってやっともうすぐ4泳法を全てマスターできそうというレベル。
本人は水泳が大好きですが、本格的にやっているとか育成コースだとか、そういう感じではありません。
そんな長女がこの夏、大会出場の推薦状をスクールからもらってきました
大会といってももちろん全県レベルとか全日本レベルといったシビアで本格的なものではなく…。
あくまでスクール内のイベントで、教室対抗で勝敗を争うという主旨のもの。
秋の本番に向け、毎週末練習に出掛けていますが、大好きな水泳にどっぷり浸かり、長女なりに充実した日々のようです
そんなある日、長女は私に聞きました。
「ねぇ、世界水泳に出るにはどうしたらいいの?」
せ、世界水泳…!?
あんた、世界水泳が何か知ってるの!?
と思いつつ、考えてみたら私もよく知りません。
脳内でよみがえるのは稲葉さんの「ウルトラソウルッ」という歌声だけ
でもまあ、とりあえず…
「世界水泳っていうのはオリンピックに出るような人たちが出る大会だよ」
と教えると、さすがの長女も
「あ、そりゃ無理だ」
と理解はしていました
世界水泳やオリンピックは別世界の話としても、そんなに好きならそろそろ本格的にやらせてみてもいいのかな、とちょっと思いました。
中学に上がったら部活代わりに、育成コースのあるようなスイミングスクールに通って水泳を究めるのもいいかもしれません。
選手になるとか、将来の職業につながるとか、そんなのは一旦置いといてね。
……という、長女の夢が一瞬だけ
「世界水泳に出る」
だったという話です
話は変わって、私と長女が最近ハマっているYouTubeチャンネルがあります。
ご存じの方もいるかな?
槙本真(しんもと・しん。女性)という漫画家さんがやっているチャンネル。
イラストを上手く描くコツ…みたいなテーマが中心です。
私も長女も絵心は全くナシ
多分長女は、プロの絵に見惚れるとともに、ちょっとでも絵が上手くなりたいという思いで見ているのだと思います。
私はそれに加えて、しんもと先生の人柄にも魅了されています。
「絵が好き!」という気持ちにとにかくブレがなく、見てて気持ちが良いんですよね。
しんもと先生は、ご自身が学生の頃に描いたイラストも時々公開しています。
しんもと先生が小学生ぐらいの時のイラスト、
「絵が好きな子が描いたんだなあ」という感じはすごく伝わってくるのですが…。
群を抜いて上手いとか将来プロになるような技量に見えるかというと正直微妙かもしれません。
(絵心ナシの私が何を言うかって感じなのですが)
でもご本人いわく青春時代は「ひたすら描いた」そう。
素人の目から見ても中学高校でグングンと上手くなっていく過程がわかり、ちょっと感動します。
小学生の時からの「漫画家」という夢、それで実現させちゃうんだもんなぁ。
水泳にしろ漫画にしろ、才能で生きていくタイプの人は小5にもなればとっくに頭角を現していそうなイメージですが…
それ以上に本人の努力とか熱意によるところも大きいのかもしれませんね。
まだまだ無限大の可能性を持つ小学生。
我が子たちには好きなことや得意なことを伸ばしてほしいなと思います。
世界水泳は難しいでしょうけど(笑)
そういえば長女ぐらいの年齢の時、私の夢は「小説家」でした
本も好き、作文も好き、他人の生活をボーッと妄想するのも好きで、好きなことだけやって生きていけたらどんなによかろうと思ったのです。
小説家こそ「普通の会社員や主婦が40代でデビュー」みたいなことが時々ある職業ですけど。
とびきり面白い小説を読むたびに才能の壁はやはり厚くて高いと思い知ります