今もお亡くなりになったなんて信じられません。もう8年になります。
(2001年10月1日 肝臓癌で死去。享年63。)
故「古今亭志ん朝」師匠です。
明るくて、ハリがあって、気風のいい・・・惚れ惚れするような芸風でした。
噺家になるんだったら、こんな風になりたい。そう思っていました。
でも、あの頃憧れていたのはこの方でした。
「共産党宣言」よりも「ライ麦畑でつかまえて」よりも、私に衝撃を与えたのは、
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」と噺家 立川談志 師匠です。
(正確には、立川流家元なんですが、私の気持ちはあくまでも「師匠」です。)
一度だけ、新宿三丁目で偶然お遭いして、映画の話を聞かせていただいたことが忘れられません。
さあ、あと小一時間ほどで「あの忘れられない日」がやってきます。