遺伝子情報をつかさどるDNAの「しっぽ」などとも表現される「テロメア」、ご存知ですか。
「テロメア」は、細胞分裂を繰り返すたびに、少しずつ短くなります。
そして、一番短い状態、つまりそれ以上短くなれない状態になると、その細胞は分裂できなくなります。
結果、細胞が新しくならないので、古い細胞が残る=細胞の老化、とされています。
その細胞分裂に深く関わっている「テロメア」ですが、ネガティブ思考の方ほど、「テロメア」が短くなるスピードが速いと最新の研究で発表されました。
しかし、「テロメア」の短くなるスピードを抑える方法として、最近書籍などでも話題の「マインドフルネス」が良いとされています。
「マインドフルネス」とは、過去や未来でなく、今に集中します。
今に集中する事で、過去や未来の嫌な思い出やネガティブな思考が少なくなり、ストレスの低減などの効果があると言われており、禅や瞑想に似ている今話題の健康法のひとつです。
今に集中する事も良い事とは思います。
さらに、今プラス明るい楽しい未来を想像する事で、より「テロメア」の短くなるスピードは抑えられるのではないかと、私は思います。
別の研究では、腸内細菌が、性格や思考までも変えてしまうとの発表もありました。
明るい性格には、明るい元気な腸内細菌がある。
と考えると、腸内環境を改善する事で、明るい性格や思考になれる。
結果、「テロメア」も元気になると考える事はできないでしょうか。
健康寿命を考えるうえで、やはりお腹の中=腸内環境は大事だと思います。
「マインドフルネス」の活用も良いと思いますが、体の中=腸内環境も一緒に、整えてはいかがでしょうか。
【ハービックス】店長の岩屋でした。